[本文]

国・地域名:
スウェーデン
元記事の言語:
英語
公開機関:
スウェーデン研究会議
元記事公開日:
2020/12/11
抄訳記事公開日:
2021/01/26

Horizon Europe に関する戦略提案

Proposed strategy for Horizon Europe

本文:

2020年12月11日付スウェーデン研究会議の標記発表の概要は以下のとおり。

10月末に、研究・イノベーションの欧州枠組プログラム であるHorizon Europe へのスウェーデンの参加に関する戦略案が発表された。この提案は、スウェーデンの研究助成機関が共同で作成したものである。

本提案は、スウェーデン環境・農業科学・地域計画研究会議(Formas)、スウェーデン保健・労働生活・福祉研究会議(Forte)、スウェーデン国立宇宙機構、スウェーデン・エネルギー庁、スウェーデン研究会議、スウェーデン・イノベーションシステム庁(Vinnova)が、政府に代わって作成したものである。

目的は、スウェーデンの研究・イノベーションへの利益を最大化し、国レベルとEUレベルでの関係者間の相乗効果と意思疎通を可能にすることである。

提案された戦略は、分析、ならびにさまざまな研究・イノベーション関係者のインタビューや調査の回答に基づいて策定された。出発点は、スウェーデンの参加がもたらす可能性のある次の5項目の野心的な目的である。

  • 研究の質とイノベーション力の点で世界トップクラスであること
  • 持続可能な開発を保証する知識と能力
  • リソースとデータの効果的な共有
  • 国際的に魅力的な実行機関と環境
  • 欧州の研究・イノベーション政策、および枠組プログラムへの影響力の増大

これらの目的に基づいて、10の戦略的目標と、それに関連するいくつかの方策が策定された。いずれの目標も、現在の目標レベルを引き上げることと、枠組プログラムのすべての部分へのスウェーデンの参加を増やすことが伴う。

本提案は2020年10月に政府に提出された。

[JSTパリ事務所+DW編集局]