[本文]

国・地域名:
EU
元記事の言語:
英語
公開機関:
欧州委員会(EC)
元記事公開日:
2021/01/27
抄訳記事公開日:
2021/01/29

★欧州委員会(EC)が人口高齢化への対応に関する議論を開始

Commission launches debate on responding to the impact of an ageing population

本文:

欧州委員会(EC)は、欧州における高齢化社会の課題と機会に関する幅広い政策論議を開始するためのグリーンペーパーを発表した。グリーンペーパーは、欧州の経済社会全体にわたる顕著な人口動態の傾向の影響を示している。12週間にわたって行われる公開協議では、これにどのように対応するかについて一般市民の意見を求めている。今後数十年で、EUの高齢者の数は増加し、現在、人口の20%が65歳を超えており、2070年までに30%に、また80歳以上の人口の割合は2倍以上になり、2070年までに13%に達すると予想されている。同様に、介護を必要とする可能性のある人々の数は、2016年の1,950万人から2030年には2,360万人に、2050年には3,050万人に達する見込みである。

[DW編集局+SciREX編集局]