[本文]

国・地域名:
EU
元記事の言語:
英語
公開機関:
欧州委員会(EC)
元記事公開日:
2021/01/29
抄訳記事公開日:
2021/02/05

★欧州委員会がCOVID-19ワクチンの域外輸出に透明性と許可制度を導入

Commission puts in place transparency and authorisation mechanism for exports of COVID-19 vaccines

本文:

欧州委員会(EC)は、全てのEU市民がCOVID-19ワクチンにタイムリーにアクセスできるようにすると共に、ワクチンのEU域外輸出の不透明性に対処するため、輸出に関して、加盟諸国の許可を必要とする措置を講じた。これは、欧州連合(EU)と事前購入契約(APA)を締結した企業からの輸出にのみ適用されるもので、2021年3月末までの時限的な措置である。ECはワクチン開発者の生産能力開発に多額の投資を行い、欧州市民への迅速なワクチン接種を確保するために、計画と予防接種戦略を支援してきた。従って、特に重要なCOVID-19ワクチンが不足する可能性がある状況において、事前購入契約(APA)に基づいて支払われた資金がどのように使用されたかをEUがモニターすることは合理的である。目的は、欧州市民に透明性を提供することにある。

[DW編集局+SciREX編集局]