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- 国・地域名:
- EU
- 元記事の言語:
- 英語
- 公開機関:
- 欧州委員会(EC)
- 元記事公開日:
- 2020/12/10
- 抄訳記事公開日:
- 2021/02/10
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欧州イノベーション会議が、グリーン・デジタル移行に向けた最先端技術に7,400万ユーロの助成
- 本文:
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2020年12月10日付欧州委員会(EC)の標記発表の概要は以下のとおり。
欧州イノベーション会議(EIC)の Pathfinder Pilot では、EU のグリーン移行およびデジタル移行の支援を目的とした18件の新規プロジェクトを採択した。これらプロジェクトは、総額7,400万ユーロのファンディングを受ける予定である。
採択されたプロジェクトは236件の応募の中から選抜され、スペイン、英国、ドイツ、イタリアからの応募が最も多く選ばれた。参加者の大多数は高等教育・研究機関に所属しており、18%が中小企業に属している。
- 新たなパラダイムと社会
この公募の下でファンディングを受けたプロジェクトは、多くの分野で学際的な研究を強化する。人工知能(AI)の社会的応用のテストや、欧州の気候目標達成を支援すべく、クリーンでコンパクトかつ低コストであるエネルギーの貯蔵・変換のブレークスルーを探求する。また、測定不可能なものを測定するため、ナノ・サブナノ計測の新しいアプローチをテストする。 - 環境インテリジェンス
5件の採択プロジェクトでは、環境モデリング、高度センサー研究、社会科学、AIなどの隔たりのある分野間の新たな相乗効果を探求することで、根本的に新しいアプローチにつながる可能性がある。採択されたアイデアの中には、都市環境をその場で監視するためのワイヤレス・ウェアラブル・セルフパワーセンサーや、空気と表土の主要な環境パラメーターを検出するための自己展開可能で生分解性の小型ロボットがある。
- 新たなパラダイムと社会
[DW編集局]