[本文]

国・地域名:
米国
元記事の言語:
英語
公開機関:
エネルギー省(DOE)
元記事公開日:
2021/02/10
抄訳記事公開日:
2021/02/15

★エネルギー省がポリマーのアップサイクリングとプラスチック廃棄物の再利用研究に2,500万ドルを投資

Department of Energy to Invest $25 Million in Polymer Upcyling, Plastic Waste Reuse Research

本文:

米国エネルギー省(DOE)は、プラスチック廃棄物再利用技術の基礎研究に2,500万ドルを投資すると発表した。投資は、ポリマーを効率的に分解・再構築するプロセスである、アップサイクリングに焦点を当てる。アップサイクリングは、廃プラスチックを化学薬品、燃料、その他の価値のある製品に変え、プラスチック生産の高エネルギーコストを大幅に削減する可能性がある。現在、米国では廃プラスチックの10%未満しかリサイクルされておらず、廃プラスチックは、特に毎年何百万トンもの廃棄物を吸収する河川や海にとって、環境への世界的に増大する脅威となっている。廃プラスチックの再利用を増やし、それにより環境におけるプラスチック廃棄物の蓄積を減らすためには、化学および材料科学における根本的なブレークスルーが必要である。

[DW編集局+SciREX編集局]