[本文]

国名:
米国
公開機関:
エネルギー省(DOE)
元記事公開日:
2021/01/05
抄訳記事公開日:
2021/02/16
元記事の言語:
英語

基礎研究への一般市民の参画拡大に向けDOE科学局とカブリ財団が連携

A Partnership for Public Engagement

本文:

2021年1月5日付のエネルギー省(DOE)科学局による標記発表では、局長のクリス・フォール(CHRIS FALL)博士が概略以下のように述べている。

科学者ではない人々が科学のプロセス、人、成果物にどのように関与しているかについての我々の理解は、過去20年間で途方もなく成長した。「サイエンス・コミュニケーションの科学」は、学問としても実践としても独自の地位を確立した。しかし、サイエンス・コミュニケーションと一般市民の科学への参画には顕著なギャップが見られる。好奇心に基づく基礎的な研究への一般市民参画が、科学コミュニティで話題になることはめったにない。社会科学研究のケーススタディや事例、学会セッションは多くの場合、物議を醸す科学、応用科学、新興技術に焦点を当てており、基礎科学はこれらの問題ほど注意が向けられることはほとんどない。

基礎科学を支持する我々の多くは、基礎研究に関する効果的な市民の参画についての理解を深め、この実践をどのように改善できるかを探求することに関心を持っている。慈善団体であるカブリ財団は、特に神経科学と宇宙論における基礎研究の主要な支援者である。我々DOE科学局は基礎物理科学に対する米国最大の資金支援者である。両組織にとって、一般の人々が基礎研究の重要性を理解し、発見に参加することが重要である。

以上のような背景から、カブリ財団とDOE科学局はこのほど、この任務を支援するための覚書に署名した。我々のパートナーシップ SciPEP(Science Public Engagement Partnership)は、基礎研究における市民の参画に特有の性質と課題を探求する。また、広く一般の人々を巻き込み、市民による基礎科学の理解と支援に関する研究を促進するための、基礎研究を行う科学者向けのツールキットとリソースを作成する。

[DW編集局+JSTワシントン事務所]