[本文]

国・地域名:
米国
元記事の言語:
英語
公開機関:
国務省(DOS)
元記事公開日:
2021/01/07
抄訳記事公開日:
2021/02/22

国務省がサイバースペース安全保障・新興技術局(CSET)の創設を決定

Secretary Pompeo Approves New Cyberspace Security and Emerging Technologies Bureau

本文:

2021年1月7日付けの国務省(DOS)による標記記事の概要は以下のとおりである。

ポンペオ長官は、サイバースペース安全保障・新興技術局(CSET:Cyberspace Security and Emerging Technologies Bureau)の創設を承認し、同局の立ち上げを進めるようDOSに指示した。中国、ロシア、イラン、北朝鮮、その他のサイバー・新興技術の競争相手や敵対者による米国の国家安全保障への課題は、DOSが2019年6月にCSETの創設の意向を議会に通告して以来、増加し続けている。このため、CSETの創設により、米国のサイバー空間と新興技術の安全保障外交を再編成し、リソースを確保する必要性は極めて重要である。

CSETは、サイバー空間と重要技術の確保、サイバー紛争の可能性の低減、戦略的サイバー競争での優位性確保など、米国の外交政策や国家安全保障に影響を与える国際的なサイバー空間の安全保障と新興技術政策の幅広い問題について、米国政府の外交努力を主導する。 ポンぺオ長官の CSET 創設の決定により、DOSは、これらの緊急の国家安全保障上の懸念事項について、適切な態勢を整え、パートナーや同盟国と可能な限り効果的に関与することができるようになる。

[DW編集局+JSTワシントン事務所]