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- 国・地域名:
- 米国
- 元記事の言語:
- 英語
- 公開機関:
- 国防高等研究計画局(DARPA)
- 元記事公開日:
- 2021/02/23
- 抄訳記事公開日:
- 2021/02/26
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★DARPAがサイバー攻撃から電力網を迅速に復旧させる技術を開発
Technologies to Rapidly Restore the Electrical Grid after Cyberattack Come Online
- 本文:
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約3億3,000万人の米国民が、送電網、通信システム、サプライチェーン等の国の重要インフラに依存しているが、これらはサイバー攻撃に対して脆弱である。DARPAは2016年に「迅速な攻撃検出、分離、特性評価システム」(RADICS)プログラムを立ち上げた。プログラムの目標は、サイバー攻撃中に(外部の送電網に頼らずに完全または部分的にシャットダウンした変電所または電力網の一部に電力を復旧するプロセスである)ブラックスタートの回復を可能にすることである。RADICS研究者は、攻撃前、攻撃中、攻撃後の電力網の状態に関する正確でタイムリーな情報を提供することにより、電力網オペレーターに強化された状況認識を提供する技術を開発した。この状況認識の向上により、オペレーターは、物理インフラが重大な損傷を被る前に、攻撃を阻止したり、その影響を軽減することができる。
[DW編集局+SciREX編集局]