[本文]

国・地域名:
中国
元記事の言語:
中国語
公開機関:
中国政府網
元記事公開日:
2020/12/08
抄訳記事公開日:
2021/03/03

中国発IoTセキュリティテスト技術、国際規格となる

我国一项物联网安全测试技术成为国际标准

本文:

2020年12月8日中国政府は下記の通り発表した。
WAPI産業連盟は、中国が独自に開発したIoTセキュリティテスト技術(TRAIS-P TEST)が国際標準化機構/国際電気標準会議(ISO/IEC)により国際規格として公布された旨、公表した。

これはIoTセキュリティ技術分野において公布された中国の一つの自主的知的財産権を有する国際規格であり、また中国の重要な分野における自主的知的財産権強化の背景の下における一つの重要な成果でもある。
情報によると、この規格はTRAIS-P国際規格のテスト規格で、無線自動識別(RFID)セキュリティ暗号スイート一致性のテスト方法を規範化している。規格の公布後は、技術と製品テストにおいて国際規格体系を共同で構成することになる。
無線自動識別(RFID)はモノのインターネットを構築する上での重要な技術であり、倉庫保管やロジスティクス、出入庫管制、駐車管理、生産ライン自動化、商品偽造防止等の分野に広範に応用されている。

IoTセキュリティテスト技術の規格はWAPI産業連盟が組織し、西電捷通公司、無線ネットワークセキュリティ技術国家工程実験室、国家商用コード検出センター、国家情報技術安全研究センター等の10余の機関・公司が全プロセスにわたって規格の開発業務に関与しており、西電捷通公司が主として技術面で貢献している。

これまでに、中国はISO国際規格に技術面での貢献を果たすとともに、特許宣言を行っている規格は合計26件を数え、その内ネットワークセキュリティにかかわる規格は12件を占めており、すべてWAPI産業連盟のメンバーによる貢献である。

[DW編集局]