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- 国・地域名:
- EU
- 元記事の言語:
- 英語
- 公開機関:
- 欧州委員会(EC)
- 元記事公開日:
- 2021/01/18
- 抄訳記事公開日:
- 2021/03/18
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「新欧州バウハウス」:欧州委員会が設計段階に着手
- 本文:
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2021年1月18日付欧州委員会(EC)の標記発表の概要は以下のとおり。
欧州委員会(EC)はこのほど、フォン・デア・ライエン委員長が2020年の一般教書演説で発表した、新欧州バウハウス・イニシアチブ(New European Bauhaus initiative)の設計段階に着手した。「新欧州バウハウス」は、環境、経済、文化のプロジェクトであり、デザイン、持続可能性、アクセス可能性、負担能力、投資を組み合わせて、欧州グリーン・ディール実現の支援を目的としている。したがって、新欧州バウハウスの基本的価値は、持続可能性、美意識、包摂性である。
設計段階の目標は、共創プロセスを利用して、アイデアを探索し、最も緊急のニーズと課題を特定しコンセプトを形成することと、関係者を結び付けることである。設計段階の一要素として、ECは今春、第1回新欧州バウハウス賞を発表する。
この設計段階は、今年の秋の新欧州バウハウスのアイデアを実現するための提案公募の開始につながるもので、国および地域レベルでのEU資金の使用を通じて、EU加盟国の少なくとも5か所で実施される。
新欧州バウハウスは、科学・技術、芸術、文化、社会的包摂の間の境界を打ち破り、デザインが日常の問題の解決策を見つけられるようにする創造的なイニシアチブである。このほど立ち上げられた専用ウェブサイトでは、アーティスト、デザイナー、エンジニア、科学者、起業家、建築家、学生、そしてすべての関心のある人々が、新欧州バウハウスの刺激的な成果の例を共有し、それをどのように形作り、どのように進化させるべきかについてのアイデアや、彼らの懸念や課題を共有することができる。これは革新的な共同設計プロセスの始まりである。このプロセスへの関与にさらに力を入れたい組織は、ウェブサイトでの公募に応募することで、「新欧州バウハウスのパートナー」になることができる。
今後数か月以内に、ECは本イニシアチブによる重要な価値観の統合を表す既存事例に賞を授与する。それは我々が居住する場所についての議論や変革を刺激する可能性がある。
本イニシアチブの次の段階である「実行段階」では、5件のパイロットプロジェクトが設定され、新しい持続可能で包摂的なソリューションをスタイリッシュに共同設計する。第3段階である「普及段階」の目的は、新しいプロジェクト、ネットワーキング、知識の共有を通じて、新欧州バウハウスを定義するアイデアと概念を欧州内外に広めることである。
[DW編集局]