[本文]

国名:
ドイツ
公開機関:
ドイツ連邦教育研究省(BMBF)
元記事公開日:
2021/02/04
抄訳記事公開日:
2021/03/23
元記事の言語:
ドイツ語

先駆的で画期的ながん研究を実施

Karliczek: Nur gemeinsam schaffen wir zukunftsweisende und bahnbrechende Krebsforschung in Deutschland

本文:

連邦教育研究省(BMBF)が世界対がんデーに当たり「がん研究戦略(National Dekade gegen Krebs)」の開始2年後の成果について発表。これに関して概略下記のような報道発表を行った。

2年前に、連邦教育研究省(BMBF)は連邦保健省(BMG)およびその他パートナー機関と共に、「がん研究戦略」連合を主導した。このイニシアチブによって、将来できる限り多くのがん疾病が予防され、がん患者がより良い生活を送れることを実現したい。本日の世界対がんデーに当たり、カルリチェク大臣はドイツの3名のがん研究専門家と共にイニシアチブの成果について発表する。これに関してカルリチェクBMBF大臣は以下のとおり語った。

「Covid-19および特に迅速なワクチン開発の成功は、昨年の特定研究のテーマであった。昨年がん研究についてあまり多くは取り上げられなかったとはいえ、BMBFにとってがんとの闘いは変わらず優先的事項であり、2020年も、パートナーおよび支援者と共に熱意を持って活動を前進させた。10年におよぶワーキンググループの成果と勧告によって、重要なイニシアチブや計画を開始し、実行してきた。

例えばBMBFはがん予防領域において新たな研究を始動させた。具体的には若年者の大腸がんの研究と予防のため学際的な連携を推進している。また腫瘍細胞に実際に何が起こっているのか、どのようにして増殖し続けるのか、一つの腫瘍の中でも異なったものになり得るのか等について、理解を深めたい。そのため腫瘍の不均一性、それをベースとした新たな治療戦略の研究を進めている。

さらにBMBFはこれまでのハイデルベルクとドレスデンの拠点のほか、4つの新たな拠点候補での、国立腫瘍疾病センターの整備拡充に投資している。

  • ベルリン
  • エッセン/ケルン
  • シュトゥットガルト/チュービンゲン-ウルム
  • ヴュルツブルク(エルランゲン、レーゲンスブルク、アウグスブルクをパートナーとする)

これは患者が将来より速やかに、居住地域の近くでがん研究の成果にあずかれるようにするためである。

欧州でも積極的にがん対策を進めていく。ポルトガルおよびスロベニアと共に、ドイツがEU議長国であった期間(2020年7月-12月)に、欧州のがん研究の強化に関する宣言を決定した、それは欧州のどこでも、人々が最善、最新の医療に公平にアクセスできるようにするためである。

来年も「がん研究戦略」の目標達成のための努力を続け、がん研究領域における関係者のネットワーク化を更に進める。研究における患者の参加を拡大する。とりわけ欧州レベルでのがん研究のための患者憲章によって、参加を拡大させていく。これからも助成措置によってがん研究を強化し、その結果として、持続可能で革新的ながん治療薬につなげることができる。できるだけ多くの新しいがん疾病を予防し、がん患者の治癒の可能性を高めることである」。

[DW編集局]