[本文]

国・地域名:
米国
元記事の言語:
英語
公開機関:
連邦通信委員会(FCC)
元記事公開日:
2021/02/01
抄訳記事公開日:
2021/04/06

FCCが周波数イノベーション協力協定で連邦パートナーに参加

FCC JOINS FEDERAL PARTNERS IN SPECTRUM INNOVATIONCOOPERATION AGREEMENT

本文:

2021年2月1日付けの連邦通信委員会(FCC)による標記記事の概要は以下のとおりである。

FCC、国家電気通信情報局(NTIA)、国立科学財団(NSF)がNSF周波数イノベーション・イニシアチブを支援する協定に署名した。NSFは、電磁波周波数へのアクセス需要の増加により米国が直面している最大の課題について、研究開発における革新的な進歩を促すために、昨年、本イニシアチブを開始した。FCC、NTIA、NSF間の本協定は、省庁間調整プロセスの活性化に向けた一歩であり、米国の消費者と経済に成果をもたらすことを目的としている。最終的には、より多くの周波数とイノベーションを促し、米国の無線通信のリーダーシップを回復し、5Gの未来を構築することが期待される。本協定により、NTIAとFCCが持つ専門知識へのアクセスが強化され、集中的な周波数研究や高度な人材育成を実施できるようになる。

本イニシアチブ下の主な研究分野は、周波数の柔軟性と俊敏性、リアルタイムの周波数認識、安全で自律的な意思決定を通じた周波数の効率性と有効性の向上などがある。当面の重要な目標は、米国初の国立無線周波数研究センターの設立である。

[DW編集局+JSTワシントン事務所]