[本文]

国・地域名:
中国
元記事の言語:
中国語
公開機関:
新華網
元記事公開日:
2021/02/05
抄訳記事公開日:
2021/04/08

5Gの応用着実に実現、工業インターネットが率先して力を発揮

5G应用逐步落地 工业互联网率先发力

本文:

2021年2月5日、中国新華網は次のとおり報道した。

通信事業者が5G規模のネットワーク構築を引き続き推進しているのと同時に、5G融合アプリケーションが徐々に実現されており、工業インターネットの分野が率先して力を発揮している。

賽迪智庫(CCIDシンクタンク)は、2021年の中国の5G基地局新築数は2020年の総数を超えて、150万カ所に達すると予想している。ネットワークの建設にともない、5Gサービスは徐々にさまざまな垂直産業に拡大しており、5Gと従来産業の融合と発展は2021年の産業発展の主テーマとなる。

新世代の情報通信技術と実体経済が緊密に融合した産物およびキャリアとして、工業インターネットは5Gという先進的な成果の最も良好な応用のシーンである。

5Gと工業インターネットの融合発展は、効率の高い、インテリジェントな新世代の情報ネットワークの構築を加速させ、伝統的なインフラのインテリジェント・レベルを向上させ、実体経済の質的に高い発展をサポートする。

2020年に中国工業情報化省が発行した「工業インターネットの快速発展の推進に関する通達」等の文書に基づくと、5G業界の専用ネットワークの建設は、工業インターネットの発展、工業分野のデジタル化転換推進のための重要な措置となっている。賽迪智庫は、2021年の工業インターネット分野は5G専用ネットワーク試験用周波数を獲得することができ、関連する建設作業はいっそうスピードアップされると予測している。

5G専用ネットワーク以外に、工業インターネットプラットホームの建設も加速している。海爾(ハイアール)、用友(UFIDA)、中興通訊(ZTE)、中国電子(チャイナエレクトロニクス)等の多くのリーディングカンパニーがプラットホームの展開を加速している。2020年、工業インターネットプラットホームは垂直産業においてその展開を加速させ、すでに鉄鋼、石油化学、建設機械、電子情報等の30以上の業種に広範囲に応用され、プラットホーム業界のエンパワーメントレベルは絶えず高まっている。

[DW編集局]