[本文]

国名:
米国
公開機関:
大統領府
元記事公開日:
2021/02/04
抄訳記事公開日:
2021/04/09
元記事の言語:
英語

国家安全保障会議システムの更新に関する覚書

White House) Memorandum on Renewing the National Security Council System

本文:

2021年2月4日付の大統領府による標記発表の概要は以下のとおり。

● 国家安全保障会議(NSC)

国家安全保障会議(NSC)は、大統領決定を必要とする国家安全保障政策の問題を検討するための主要なフォーラムとなる。NSCの機能、構成員、責任は、1947年の国家安全保障法、およびこの国家安全保障覚書に規定されているとおりである。

NSCは、国家安全保障政策のすべての側面の統括において、大統領に助言し、支援するものとする。NSCは、その下位委員会とともに、国家安全保障政策の策定と実施、および長期的な戦略計画策定において執行省庁を統括するための大統領の主要な手段となるものとする。

NSCは、その構成員として、法令で規定されているように、大統領、副大統領、国務長官、財務長官、国防長官、エネルギー長官を置くものとする。NSCの構成員にはさらに、司法長官、国土安全保障長官、アメリカ合衆国の国連代表、大統領補佐官兼首席補佐官(大統領首席補佐官)、国家安全保障担当大統領補佐官、大統領補佐官兼科学技術政策局局長(OSTP局長)、米国国際開発庁長官が含まれるものとする。

国土安全保障、世界の公衆衛生、国際経済、気候、科学技術、サイバーセキュリティ、移民など、多くの重要な国家安全保障問題の分野横断的な性質を考えて、NSCの定期的な参加者には、必要に応じて追加の構成員が含まれる。

● 閣僚級委員会
閣僚級委員会(PC)は、国家安全保障に影響を与える政策問題を検討するための上級省庁間フォーラムになる。国家安全保障担当補佐官が議長を務める。

● 副長官級委員会
副長官級委員会(DC)は、NSC省庁間プロセス(省庁間政策委員会を含む)の作業をレビューおよび監視し、国家安全保障に影響を与える政策問題を検討し、必要に応じて解決するものとする。DCはまた、PC又はNSCに提起される問題が適切に分析され、決定のための準備がなされていることを確認する。DCはまた、政策の実施と戦略計画策定にも大きな注意を払う必要がある。国家安全保障担当首席副補佐官がDCの議長を務める。

● 省庁間政策委員会
米国政府の複数省庁による国家安全保障政策の策定・実施の管理は、省庁間政策委員会(IPC)によって行われるものとする。IPCは、NSCシステムのより上級の委員会による検討に向けた政策分析を提供し、大統領による決定へのタイムリーな対応を確実にするものとする。IPCは、国家安全保障担当補佐官の指示で設立され、その指名による者が議長を務めるものとする。

[DW編集局+JSTワシントン事務所]