[本文]

国・地域名:
中国
元記事の言語:
中国語
公開機関:
中国政府網
元記事公開日:
2021/02/14
抄訳記事公開日:
2021/04/15

2020年の中国中央企業の研究開発投資集約度が2.55%に増加

2020年中央企业研发经费投入强度提高至2.55%

本文:

2021年2月14日、中国政府網は新華社通信の報道を次のとおり伝えた。

中国国務院(中央人民政府)国有資産監督管理委員会から得た情報によると、2020年の中国中央企業研究開発投資は、前年同期と比べて11.3%増加、研究開発投資集約度は2.55%で、前年同期と比べて0.3ポイント高くなっており、その内、中央工業企業の研究開発投資集約度は3%に達している。

近年、国営中央企業はイノベーションを強化して発展を主導しており、科学技術イノベーションを強力に推進している。「天問1号」は夢を追って飛行し、嫦娥5号は月に向かって疾駆して土壌を採取し、「奮闘者」号は1万メートルの海を探査し、ワクチン研究開発は人民のために堅固な「保護ネット」を編み上げた。昨年、中央企業が引き受けた多くのイノベーションプロジェクトから勝利の知らせがしきりに届き、質の高い発展のためにさらにしっかりとした基礎を打ち固めた。

情報によると、中央企業は北斗(北斗衛星測位システム)関連産業、民間航空機用アルミニウム材料、新エネルギー車両、デジタル化発展等の面において、複数の産業協同イノベーションプラットホームを前後して設立するとともに、リーディングカンパニーとして支援、先導の役割を発揮しており、国の「双創」(大衆創業・万衆創新:大衆による起業、民衆によるイノベーション)モデル基地13か所の建設を引き受け、400余りの各種タイプのイノベーションプラットホームを構築し、中小企業が協調して進める発展を主導した。

この他、2020年の年頭には、科学技術型企業数百社による市場志向改革の深化・自主的イノベーション能力向上の特別行動(「科学的改革デモンストレーション行動」)がスタートし、コーポレートガバナンス、中長期的インセンティブ、市場志向メカニズム等の面に重点を置いて改革の力をさらに大きくし、国有科学技術型企業改革モデルと自主的イノベーションの新たな尖兵を生み出すために力を傾注している。昨年末現在で合計209の企業が「科学技術改革デモンストレーション企業」リストに選出されている。

[DW編集局]