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- 国・地域名:
- 中国
- 元記事の言語:
- 中国語
- 公開機関:
- 中国科技網
- 元記事公開日:
- 2021/02/14
- 抄訳記事公開日:
- 2021/04/19
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自動車産業チェーン全体のデジタル化変革と低炭素発展を推進
- 本文:
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2021年2月10日、中国科技網は次のとおり報道した。
世界の自動車産業は深刻な変革に直面しており、破壊的な技術がまさに産業のエコシステムを再構築しつつある。未来を志向する企業として、我々は必ず開放して協力し、包容力をもって発展し、変動する情勢の中で新しい局面を切り開かなければならない。1月19日、吉利汽車集団と騰訊(テンセント)は杭州において戦略的協力協定を締結、スマートコックピット、自動運転、デジタル化マーケティング、デジタル化シャーシ、デジタル化新ビジネスおよび低炭素発展等の分野をめぐって全方向の戦略的協力を展開することとなった。
騰訊は吉利に協力して「ユーザーライフサイクル」デジタル化グレードアップを完成させ、製品の研究開発、製造、営業・販売、使用、ユーザー操作、アフターサービス等の産業チェーン全体のデジタル化クローズドループを打開し、「ヒトを中心」とするデジタル化サービス体系を構築することになっている。同時に、両者はまた自動車産業チェーン全体の低炭素発展を推進し、科学技術の手段、科学的管理を通じて「カーボンニュートラル」開放プラットホームの共同構築を探求し、自動車産業のカーボンニュートラル目標の実現を加速させるために、共同で企業のESG(環境、社会、ガバナンス)ガバナンスレベルを引き上げ、長期的に持続可能な発展を探求する。今回の戦略的協力は、自動車産業インターネットの新たなモデルをスタートさせるものであり、「自動車+インターネット」協力の解釈となるものである。両者は次世代のスマートコックピットを共同で作り上げ、吉利、騰訊の二大エコシステムを十分に融合させ、モバイルエンドとカーエンドのサービスシーンを開き、持続的進化が可能な車載コンテンツとサービスエコロジーを構築し、ユーザーのためにマルチシーンシームレス接続のヒューマナイズ体験をもたらす。両者はまた自動運転バーチャルシミュレーションおよびクラウドの面における協力を展開し、自動運転製品の研究開発および応用検証を加速させるとともに、関連する規格や法規の整備を推進することとなっている。この他、両者はデジタルマーケティング、シェアトラベル、デジタル化金融サービス、スマートトランスポーテーション等の分野における革新的探求を積極的に模索し、大規模旅行分野のさらに大きな可能性を積極的に探究する。
[DW編集局]