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- 国・地域名:
- 南アフリカ
- 元記事の言語:
- 英語
- 公開機関:
- 科学・イノベーション省(DSI)
- 元記事公開日:
- 2021/03/31
- 抄訳記事公開日:
- 2021/05/18
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南アの「水素バレー(hydrogen valley)」構築に政府と民間セクターが協力
Government and private sector collaborate to build SA's hydrogen valley
- 本文:
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2021年3月31日付南アフリカ共和国 科学・イノベーション省(DSI)の標記発表の概要は以下のとおり。
持続可能な水素エコシステムの開発はDSIの水素戦略の中心である。同省は、エネルギーセクター企業と協力して、南アフリカでの「プラチナバレー」の設立に関連する実現可能性調査を実施している。
上記実現可能性調査は、プラチナバレー・イニシアチブの最初のフェーズであり、「水素バレー」の開発に関連するプロジェクトの計画、設計、建設、試運転を推進する。
DSI は、Anglo American社、エネルギー・サービス会社のENGIE社、およびクリーンエネルギー・ソリューション・プロバイダであるBambili Energy社と提携して、この調査を実施する。
南アフリカ国立エネルギー開発研究所(SANEDI)を通じて実施されるこの調査では、ブッシュフェルト複合岩体と、Anglo American社のモコパネ近くのモガラクウェナ・プラチナ鉱山からヨハネスブルグやダーバンに広がる広大な地域に沿って、「水素バレー」を構築する計画を支援する。
SANEDI はまた、Hydrogen SA(HySA)能力センターを通じて創出された知的財産を、民間セクターと協力して市場に投入するプロジェクトを資金支援する。
上記調査では、地域の白金族金属(PGM)鉱業を活用して、水素の大規模な生産・供給の可能性を探りながら、この主要な経済・輸送回廊に水素ハブを建設する具体的な機会を特定する。
[DW編集局+JSTパリ事務所]