[本文]

国・地域名:
米国
元記事の言語:
英語
公開機関:
国防高等研究計画局(DARPA)
元記事公開日:
2021/03/15
抄訳記事公開日:
2021/05/25

第23代DARPA長官にステファニー・トンプキンス氏が就任

Stefanie Tompkins Appointed 23rd DARPA Director

本文:

2021年3月15日付け国防高等研究計画局(DARPA)による標記記事の概要は次のとおりである。

第23代DARPA長官に就任したステファニー・トンプキンス氏はDARPAに11年勤務、過去には陸軍インテリジェンス・オフィサーも歴任しており、DARPAの文化に精通している。

同氏は、2007年から2017年にかけて、DARPA戦略技術室のプログラム・マネージャーや副室長、DARPA首席補佐官、防衛科学室室長を務め、2017年から2018年の初頭にかけて、DARPA副長官代理を務めた。

2018年からはコロラド鉱山大学の研究・技術移転担当副学長となり、自身のルーツである地質学に戻るとともに、スキルを活用して、技術移転にも力を注いだ。同氏の経歴で一貫しているのは、創造的な科学者や工学者を鼓舞して、新しい能力を開発するようにしてきたことである。企業経験としてはサイエンス・アプリケーションズ・インターナショナル社でシニア・サイエンティストとしてスタートし、後にリーダー職を務めた。そこでは、10年間に亘り、同氏の専門である画像分光法を含む、多くの分野の研究や管理に携わった。

同氏はプリンストン大学で地質学と地球物理学で学士号、ブラウン大学で地質学の修士号と博士号を取得している。

[DW編集局+JSTワシントン事務所]