[本文]

国名:
ドイツ
公開機関:
ドイツ連邦教育研究省(BMBF)
元記事公開日:
2021/05/06
抄訳記事公開日:
2021/06/09
元記事の言語:
ドイツ語

BMBFが第2回未来クラスター公募の最終選考に残った15の提案を発表

Karliczek: Wir fördern die Innovationsnetzwerke von morgen

本文:

2021年5月6日付のドイツ連邦教育研究省(BMBF)による標記発表の概要は以下のとおりである。

大学、研究機関、企業が地域ネットワーク、いわゆるクラスターにおいて、適切に協働し、長期的に信頼関係のある技術移転の仕組みがありバリューチェーンが構築された所でイノベーションが創出されている。

BMBFの公募プログラム“Cluster4Future”すなわち「未来クラスター」がスタートしている。2021年2月にカルリチェックBMBF大臣は、第1回目の7件の未来クラスターの選定を発表した。今回、第2回公募の最終選考に残ったチームが発表された。合計117の応募の中から、専門家の審査委員会により構想段階で助成を受ける15の提案が推薦された。

これについてカルリチェックBMBF大臣は次のように語った。
「ドイツの経済力は、多くの「隠れたチャンピオン」、すなわち無名のイノベーション推進者によって支えられている。これらの人々のイノベーション力が、経済国ドイツのエンジンになっている。スポーツであれ経済であれ、チームを組むことで世界のチャンピオンになれると信じ、未来の勝者を未来クラスタープログラムで助成する。

科学、経済、社会の間の強い技術移転のパスこそが、ドイツの研究システムとイノベーション・システムの生命線である。研究成果と新しい技術がイノベーション創出につながり、繁栄と生活の質を確保することができる。経験を通してわかっていることは、イノベーションが生まれるのは特に、地域の全ての関連するパートナーがイノベーション・ネットワークに参加し、長期的に信頼に基づいた構造が生まれている場合である。

地域のイノベーション・ネットワークは、膨大な経済的・社会的な効果を生み出す可能性がある。このことはBMBFのクラスター助成事業の中の印象深い例からもわかる、ライン・マイン地域の先端クラスターCi3の代表であるBionTechによるmRNA技術の開発、または先進的なデジタル生産技術の世界有数の地域の一つであるオストヴェストファーレン・リッペのトップクラスターのit’s OWLである。」

第2回の公募の最終選考に残ったクラスターは、9つの連邦州から来ており、様々な研究テーマや技術を網羅している。それらは、これまで治療が困難であった疾患の治療のための新しい核酸ベースの治療法やワクチンの開発から、柔軟で場所に依存しないチームワークのためのスマートロボット工学等まで及ぶ。すべてのファイナリストは、将来のイノベーションの分野で強力なネットワークを形成する可能性がある。次のステップに歩みを進めるために与えられた期間は6か月である。専門家委員会が選考した15のアイデアの概要は、“clusters4futeure”のウエブサイトから検索可能。https://www.clusters4future.de/

[DW編集局]