[本文]

国名:
ドイツ
公開機関:
ドイツ連邦教育研究省(BMBF)
元記事公開日:
2021/05/07
抄訳記事公開日:
2021/06/10
元記事の言語:
ドイツ語

科学こそが未来の持続可能な欧州を可能にする

Wissenschaft macht Europa zukunftsfähig

本文:

2021年5月7日付のドイツ連邦教育研究省(BMBF)による標記発表の概要は以下のとおりである。
「研究とイノベーションは、新型コロナウイルス、またそれを越えた闘いにおける本質的な鍵である」と、カルリチェックBMBF大臣は、2020年秋のドイツがEU理事会議長職を務めていたときのEU研究大臣たちとの非公式会議の際に述べている。欧州は、パンデミックの速やかな終息、生態学的移行、気候保護、デジタル化への大きな前進、という目標を立てている。欧州連合(EU)は持続可能な欧州のために科学者が貢献できるように、欧州研究圏(ERA)の中に必要な資金調達手段を用意している。
2020年5月9日の「ヨーロッパ・デー」(EU創設記念日)に、欧州委員会は、1兆8,000億ユーロの投資の準備をしている。表明した目標は以下のとおりである。欧州はより強く、よりグリーンで、よりデジタル化し、より強靭性を持つべきである。知識とイノベーションで支えられた社会そして競争力のある経済を構築するために、研究およびイノベーション助成プログラムとして今後7年間で955億ユーロが用意されている。
数十年来、ERAの科学者達は互いにネットワークで繋がっている。国境を越えて政治的に資金支援を受けた共同研究によって、イノベーションが人々により速く伝わることは、パンデミックの深刻な時にも実際に明らかとなっている。
ドイツでは、デジタルインフラ、技術標準や知識移転構造の構築に投資するのみならず、コミュニケーションの方法にも投資している。市民は科学プロセスに、より密に取り込まれ、利害関係者は、ERAの政治的展開に参加するよう促される。ドイツのモットーは、研究政策とイノベーション政策が、他の政策領域と強くネットワークで結ばれれば結ばれるほど、共通の目標が達成しやすくなる、ということである。協働の最も良い例は、エネルギー転換を成功させることを目標にしている欧州グリーン水素イニシアチブである。

[DW編集局]