[本文]

国・地域名:
中国
元記事の言語:
中国語
公開機関:
新華網
元記事公開日:
2021/01/18
抄訳記事公開日:
2021/06/11

中国:「科創中国」に関する発表

中国科协“科创中国”品牌将用3年建设一批创新枢纽城市

本文:

1月18日、中国科学技術協会の2020年の年次作業会議において、「科創中国」に関して下記の内容が明らかとなった。

「科創中国」のブランドは、科学技術イノベーション力、産業推進力、地域的影響力のあるイノベーションハブ都市を3年以内に作り上げる。また、イノベーション資源の秩序ある拡散を主導し、重点産業のクラスターを育て上げ、中小企業のイノベーションを支援する。

科学技術資源の集約と最適化を推進し、科学技術と経済の強い融合を促進するため、中国科学技術協会は2020年に「科創中国」ブランドの建設を開始した。19の省(自治区、直轄市)の地域産業のニーズに基づき、第一期パイロット都市(パーク)26個所を選定した。企業がニーズを提出し、学会がサービスを提供し、科学技術協会がプラットホームを構築し、地方が資源を集める方法で、草の根レベルで最もニーズがある場所で成果が応用されるのを科学技術従事者が支援する。

同会議では、「『科創中国』3年行動計画(2021~2023年)」が発表された。同計画は、2021年に「科創中国」パイロット都市(パーク)の中からイノベーションハブ都市約8カ所の選出、2022年にパイロット都市(パーク)約50個所の建設、イノベーションハブ都市の拡張、2023年に一群の産業集積程度が高く、産業を牽引する力が強い、地域を代表するようなイノベーションハブ都市の構築を示している。

また、「科創中国」ブランドは、電子情報、装備製造、生物医学等の重点産業分野に焦点を置いている。イノベーションハブ都市における主要企業の主導的役割を十分に発揮し、イノベーションコンソーシアムを構築し、境界を跨いで科学技術資源を連結させ、イノベーション資源の配置を最適化する。地域・業種に分けて産業チェーンの配置設計を適切に実施し、アプリケーションを提供し、重点産業のクラスターを育成し、中小企業のイノベーション活動を主導する。特色のあるモデルのデモンストレーションやプロモーションを展開し、イノベーションハブ都市を通じて、その他の都市にても形成を推進する。

[DW編集局]