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- 国・地域名:
- 米国
- 元記事の言語:
- 英語
- 公開機関:
- 国立科学財団(NSF)
- 元記事公開日:
- 2021/05/24
- 抄訳記事公開日:
- 2021/07/08
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NSFがネブラスカ州の量子研究能力強化に2,000万ドルを投資
- 本文:
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2021年5月24日付の国立科学財団(NSF)による標記発表の概要は以下のとおり。
NSFは、EPSCoRプログラムを通じて、ネブラスカ州における量子研究に5年間で2,000万ドルを投資する。 EPSCoRプログラムは、他の地域に比べ研究投資の受給が少ない州の研究開発能力を構築するために設計されている。
ネブラスカ大学等による「新興量子材料・技術(EQUATE)」プロジェクトに授与されたアワードは、量子材料、量子技術、および情報処理に関する同州の研究インフラを強化する。
EQUATEは、コミュニティカレッジおよび部族大学と協力して、ネブラスカ州の研究機関の量子科学技術専門知識を活用し、州独自の研究および労働力開発の機会を拡大する。EQUATEチームは、ネブラスカ大学リンカーン校、ネブラスカ大学オマハ校、ネブラスカ大学カーニー校、クレイトン大学の4つの研究機関からの、20人の量子分野の研究者で構成されている。
現在、25の州、プエルトリコ連邦、米領バージン諸島、グアムがEPSCoRのファンディングを申請する資格がある。NSFは同プログラムを通じて、政府、高等教育機関、産業界の地域におけるパートナーシップを確立し、州または準州の研究インフラや研究開発能力を永続的に改善し、それにより地域の学術的競争力を確保する。
[DW編集局+JSTワシントン事務所]