[本文]

国名:
米国
公開機関:
国立科学財団(NSF)
元記事公開日:
2021/06/16
抄訳記事公開日:
2021/08/03
元記事の言語:
英語

NSFが分光イメージング技術に大規模投資

NSF announces major investment in spectroscopy to advance critical imaging technologies

本文:

国立科学財団(NSF)は、「高度な核磁気共鳴(NMR)のための地理的分散ネットワーク(NAN)」の創設を通じて、生体分子研究を進めている。NANへの4,000万ドルの投資は、NSFの「中規模研究インフラ-2」プログラムを通じて行われる。同プログラムは、科学と工学を支援する最新の研究インフラに対する研究コミュニティのニーズを満たすための、NSF全体の取り組みである。

このネットワークにより、研究者は超高磁場NMR分光計にアクセスして、生体系と小分子の構造、ダイナミクス、相互作用を研究できるようになる。これらの特性がどのように相互作用し、極端な条件下や環境下を含め、生命がどのように進化し、適応したかを理解することは、生物学の理解を前進させ、新材料、電池部品、医薬品成分、ナノ材料、表面コーティング、触媒の開発につながる可能性がある。これらの新材料は、生物学、医学、工学、電子工学、製造などの分野をさらに前進させることができる。

このプロジェクトは、コネチカット大学医学部を中核とし、ジョージア大学およびウィスコンシン大学が協力する、中央集中型のネットワークを構築する。このネットワークを通じて、様々な分野の、広範な地域の研究者たちがNMR分光計にアクセスできるようになる。遠隔地のユーザーは、サンプルを持ち込みまたは送付することで、このプログラムを利用することができる。米国で超高磁場NMR資源の利用可能性を拡大することにより、科学者は他の国の研究者と同等に、そして協力して革新的な科学研究を行うことができる。

[DW編集局+JSTワシントン事務所]