2021年6月17日付けの米国国立標準技術研究所（NIST）による標記記事の概要は以下のとおりである。

NISTは、米国の先進的製造業を成長させるために、優先度の高い研究課題に取り組む技術ロードマップの開発において、産業界主導のコンソーシアムを支援するための新たな公募を発表した。

このNISTによる「Manufacturing USA技術ロードマップ (MfgTech)」プログラムでは、最大8件の採択を予定しており、期間は最大18ヶ月で、助成金額は各々最大30万ドルである。

技術ロードマップは、グランドチャレンジを達成するための障壁と関連する開発ステップを特定するための戦略的ツールである。これまでの活動では、将来の「Manufacturing USA」研究所の基本計画を含み、生産的なコンソーシアムやイニシアチブの確立に役立っている。

MfgTec申請書を提出する機関は、業界のエコシステム全体でパートナーシップを構築し、設備、サプライチェーン、または特殊な商品やサービスに関する専門知識を結集し、これらの要素をすべて考慮した価値あるロードマップを作成することが推奨される。申請書の提出期限は、2021年8月16日である。

[DW編集局+JSTワシントン事務所]