[本文]

国名:
中国
公開機関:
中国科技網
元記事公開日:
2021/06/03
抄訳記事公開日:
2021/08/05
元記事の言語:
中国語

中国:「国家イノベーション指数報告2020」で14位(総合)

《国家创新指数报告2020》出炉!中国综合排名世界第14位

本文:

2021年6月3日、中国科学技術発展戦略研究院は2021浦江イノベーションフォーラムにおいて「国家イノベーション指数報告2020」を発表した。

中国の国家イノベーション指数総合ランクは世界14位で、昨年と比べて1つ順位を上げ、上位15位中、唯一の発展途上国となった。中国の国家イノベーション指数の得点は72.5点で、昨年と比べて2.6点高くなっており、英国、フィンランド、フランス、アイルランド等のランク10~13位の国との差は0.2~1.8点で、その差は縮まっている。

中国のイノベーション能力は着実に上昇しており、同じ経済発展のレベルにある国を大幅に超えている。2018年の中国の一人当たり平均GDPは9,771ドルで、世界40の主要国のうち、インド、南アフリカ、ブラジル、トルコ、メキシコよりもわずかに高い。しかし、中国のイノベーション指数の得点は一人当たり平均GDPが約5万ドルの欧州諸国に近く、研究開発投資の強度が2%を上回る唯一の高中所得国である。

国家イノベーション指数を構成する5項目の指標の内、中国の「イノベーション資源」と「イノベーション環境」はいずれも前年と比べて順位が1つずつ順位を上げている。「知識創造」と「企業イノベーション」のランクは前年と同じであるが、「イノベーションパフォーマンス」の各指標の間にはまだ大きな差がある。

中国の「イノベーション資源」のランクは18位で、前年と比べて順位1つ上げている。中国の2018年の研究開発経費は2,974億3,000万ドルに達し、世界全体の17.5%を占め、世界2位にランクされている。研究開発費の対GDP比率は2.14%で、14位にランクされ、研究開発要員の総数は引き続き世界1位で、研究開発人的投資強度のランクは変わらずに、33位にランクされている。

中国の「知識創造」のランクは7位で、前年と同じである。2018年、中国のSCI(Science Citation Index)論文数は39万8,000報に達し、世界総数の18.1%を占め、国内発明特許の授権数は34万6,000件に達し、世界1位にランクされ、中国の有効発明特許数は181万3,000件に達し、2位にランクされている。

中国の「企業イノベーション」は11位にランクされ、前年と同じある。中国の3市場(米国、EUと日本)での特許数が世界に占める割合は急速に高まり、3位にランクされた。企業研究要員1万人あたりのPCT国際出願制度の申請数は、2つ順位をあげ、20位にランクした。企業の研究開発費と工業付加価値の比、全部の研究要員に占める企業研究要員の比率はそれぞれ16位と11位にランクされている。

中国の「イノベーションパフォーマンス」は15位となり、前年と同じである。中国の知識集約型産業の付加価値が世界に占める割合は2位、製造業の輸出に占めるハイテク産業の輸出比率は31%で、3位となった。しかし、中国の労働生産性と総合エネルギー生産性は、イノベーション型国家と比べてかなり大きな隔たりがあり、それぞれ38位と36位となった。

中国の「イノベーション環境」は19位にランクされ、前年と比べて1つ順位を上げた。中国政府のイノベーションに対する支援が依然として世界のトップレベルであり、「企業負担に対する政府規則の影響」と「リスク資本の獲得可能性」がいずれも8位にランクされている。

「産業クラスターの発展状況」と「職業訓練の質」はそれぞれ19位と24位にランクされ、いずれも前年と比べて順位を1つあげ、「企業家文化」は19位にランクされ、前年から2つ順位を上げた。

[DW編集局]