[本文]

国・地域名:
ドイツ
元記事の言語:
ドイツ語
公開機関:
ドイツ連邦経済エネルギー省(BMWi)
元記事公開日:
2021/06/07
抄訳記事公開日:
2021/08/05

アルトマイヤー大臣が、デジタルの将来のテーマについて、諮問委員会「若いデジタル経済」と協議

Minister Altmaier berät mit dem Beirat Junge Digitale Wirtschaft digitale Zukunftsthemen

本文:

2021年6月7日付ドイツ連邦経済エネルギー省(BMWi)による標記発表の概要は以下のとおりである。
アルトマイヤーBMWi大臣は、本日ビデオ会議で諮問委員会「若いデジタル経済」 ( Junge Digitale Wirtschaft)と、次期政権におけるデジタル化について必要とされるさらなるアクションについて協議を行った。
同大臣は次のように語った。「デジタル化に際しては、よりよく、より速いことが必要である。ドイツは人工知能(AI)のような重要な課題については、より速く進歩しなければならない。目的は、ドイツの独自のデジタル主権を構築し、依存を減らすことである。プロジェクトGaia-Xでは、重要な楔を打ち込み、このプロジェクトを組織的に前に進める必要がある。昨年のポストコロナ景気刺激策の資金とドイツ復興レジリエンス計画の資金は、デジタル化に焦点をあてている」。
諮問委員会の共同議長であるクリスチアン・フォルマン(Christian Vollmann)とミリアム・ヴォールファルト(Miriam Wohlfarth)は、次のように強調した。
「ドイツが次の数十年もグローバルに競争力を維持できるようにするために、今、ドイツの進路を決める必要がある。ドイツに差し迫って必要なことは、よく教育された専門家、従業員による真の資本参加、スタートアップにおける多様性である。さらに、社会的イノベーション、正常に機能しながらスマートに制御された資本市場、欧州の人工知能(AI)および量子コンピューティングにおける進歩、技術的にもオープンで、それゆえスタートアップ企業もアクセスし易い公開入札、デジタルインフラへの投資、研究移転の強化、大学のスピンオフなどに対する大きなサポートが必要である。これらに対しては長期にわたって対処していくことが必要である」。
諮問委員会は2013年1月15日に設立された。諮問委員会はBMWi大臣に対して、ドイツにおけるデジタル経済や新しいデジタル技術について助言を行なってきた。

[DW編集局]