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- 国・地域名:
- 米国
- 元記事の言語:
- 英語
- 公開機関:
- 国立科学財団(NSF)
- 元記事公開日:
- 2021/06/22
- 抄訳記事公開日:
- 2021/08/06
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NSFが第4の無線研究用テストベッドをアイオワ州に設置
- 本文:
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2021年6月22日付けの米国国立科学財団(NSF)による標記記事の概要は以下のとおりである。
NSFは、大手無線通信企業35社で構成される業界コンソーシアムと共同で、第4のテストベッドの設置を発表した。この新テストベッドでは、高スループットの汎用で安価な地域ブロードバンドを実現するための無線研究が行われる。本テストベッドでは、農作物と畜産の両方の農場における精密農業に焦点を当て、ブロードバンド接続の利点を実証する。
NSFの官民パートナーシップである「先端ワイヤレス研究プラットフォーム(PAWR)」は、アイオワ州立大学、エイムズ市、アイオワ州中央部周辺の農場や農村地域全体に無線の「リビングラボ」を設立する。
ARA(スマートで接続された農村地域のためのワイヤレスリビングラボ)と題された本プロジェクトは、以前のPAWRプラットフォームの技術特性を補完するテストベッドであり、幅広い無線技術に加えて、農作物や畜産の農場における精密農業に直接役立つサービスを含む、詳細にプログラム可能なインフラを構築する。NSFと業界コンソーシアムからの700万ドルのPAWRプログラム資金に加えて、この新プラットフォームは、米国農務省(USDA)内の国立食糧・農業研究所(NIFA)から100万ドルの追加資金援助を受ける。
[DW編集局+JSTワシントン事務所]