[本文]

国・地域名:
米国
元記事の言語:
英語
公開機関:
大統領府
元記事公開日:
2021/06/25
抄訳記事公開日:
2021/08/13

バイデン政権が科学的公正性を確保する方法に関して、パブリックコメントを募集

The Biden Administration’s Scientific Integrity Task Force Seeks Ideas from the American People

本文:

2021年6月25日付の大統領府による標記発表の概要は以下のとおり。

科学的公正性タスクフォース(Scientific Integrity Task Force)は、科学的公正性が今後何年にもわたり、連邦統治において最も重要視されることを保証するのに役立つ方法について、米国民からの意見を受理するための機会を設ける。本日から利用可能な情報提供依頼(RFI)を通じ収集されたフィードバックは、堅牢で正確な証拠に基づく政策立案を保証し、政府に対する国民の信頼を回復させるための、タスクフォースの推奨事項の検討に役立てられる。

科学的公正性タスクフォースは、5月に設立され、連邦政府全体の機関を代表する約50人のメンバーから構成される。2021年1月にバイデン大統領により発表された「科学的公正性と証拠に基づく政策立案による政府への信頼回復に関する大統領覚書」に対応するために、定期的に招集される。タスクフォースは、既存の連邦の科学的公正性に関する政策を見直して、連邦科学が米国民の生活を改善し、革新的で公平な政策に情報を提供し、米国民の政府に対する信頼を再生するのに役立つ効果的な解決策を特定する。

直近の会議で、タスクフォースは、ワーキンググループを設立した。その目的は、科学的公正性政策が遵守または実施されなかった事例を調査するとともに、新興の科学技術研究・分析の分野における公正性を確保し、科学的公正性の教育を改善し、研究の透明性を強化し、科学コミュニケーションを保護するための効果的な慣行を特定することである。

さらに、政府への信頼の基盤としての科学的公正性の重要性を考慮して、タスクフォースは外部との関与を調整するためのワーキンググループを組織した。これは、今後のリスニング・セッションやRFIを含む、様々な意思疎通や入力チャネルを通じて、米国民を含む広範な利害関係者からのフィードバックを収集するためである。

[DW編集局+JSTワシントン事務所]