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- 国・地域名:
- 中国
- 元記事の言語:
- 中国語
- 公開機関:
- 新華社
- 元記事公開日:
- 2021/06/25
- 抄訳記事公開日:
- 2021/08/20
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中国国務院、「全国民科学リテラシー行動計画綱要(2021-2035年)」を発表
- 本文:
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2021年6月25日の中国新華社電は、中国国務院が先ごろ「全国民科学リテラシー行動計画綱要(2021-2035年)」を発表したことを伝え、次のように述べている。
中国国務院は先ごろ「全国民科学リテラシー行動計画綱要(2021-2035年)」(以下「綱要」と略)を発表した。
「綱要」は、科学リテラシーは国民の資質の重要な構成部分であり、社会文明の進歩の基礎である。科学リテラシーを向上させることは、国民が科学的世界観と方法論を確立し、
国の自主的イノベーション能力と文化的ソフトパワーを強化し、現代的で強力な社会主義国の建設のために、十分に重要な意義を有している。「綱要」は序文、指導思想、原則と目標、グレードアップ行動、重点プロジェクトと組織・実施の5つの部分で構成されている。
「綱要」は、習近平氏の新時代の中国的特色を備えた社会主義思想によって導かれている。党の全面的指導を堅持し、人民を中心とすることを堅持し、新しい発展の理念を堅持し、「五位一体」(注1)の全体的配置を推進し、「4つの全面的」(注2)の戦略的配置を協調して推進する。科学普及と科学リテラシー建設に関する習近平総書記の重要な論述を全面的に貫徹実行し、全国民の科学リテラシー的サービスの質の高い発展を目標とし、社会主義の核心的価値観の実践するために、科学的精神の高揚をメインラインとして促進する。科学普及供給側の改革深化を重点とし、社会協力に着目し、インテリジェントコミュニケーション、規範化建設と国際協力の科学リテラシー建設のエコロジーを打ち立てる。科学を熱愛し、イノベーションを尊重する社会の雰囲気を作り出し、社会文明のレベルを高め、現代的な社会主義強国を全面的に建設するために基礎的サポートを提供し、人類の運命共同体構築を推進するために積極的な貢献を果たすことに力を注ぐよう呼びかけている。
「綱要」は、「科学的精神による主導を際立たせ、協同による推進を堅持し、供給側の改革を深化させ、開かれた協力を拡大する」という原則を提起している。さらに、科学リテラシーを備える中国国民の比率は、2025年までに15%を超え、2035年までに、25%に達しなければならない。「第14次五カ年計画」の時期は、社会主義の核心的価値観を実践し、科学的精神を強力に発揚し、合理的な思考を育み、文明的で、健康で、グリーンで、環境に優しい科学的な生活スタイルを育成することに焦点を当てる。労働、生産、イノベーション、創造の技能を向上させ、青少年、農民、産業労働者、高齢者、指導的幹部と公務員等のグループに対する5項目の科学リテラシー向上行動をそれぞれ実施する。科学普及供給側の改革深化に焦点を置き、供給の効果を高め、基盤強化に力点を置いて、優位性を発揚し、不足を補い、弱点項目を強化することに力を注ぎ、主体が多元的で、手段が多様で、供給の質が優れた、全分野のメカニズムが効果的である、フルタイムの科学リテラシー建設体系を構築する。科学技術資源の科学技術普及化、科学技術情報普及化の向上、科学技術インフラの普及、基礎科学技術普及能力の向上、科学リテラシー国際交流と協力の、5つの重点プロジェクトを実施すると提起している。
目標任務の確実な実行を保証するため、「綱要」は組織、メカニズム、条件等の面から具体的な保障措置を提起している。
(注1)①経済建設、②政治建設、③文化建設、④社会建設、⑤エコ文明建設の5つの面の建設の一体化した展開を指す。
(注2)①ややゆとりのある社会の建設、②改革の深化、③法の支配の強化、④中国共産党の綱紀粛正を「全面的に」進めていく方針。 [DW編集局]