[本文]

国・地域名:
中国
元記事の言語:
中国語
公開機関:
科技日報
元記事公開日:
2021/07/08
抄訳記事公開日:
2021/08/31

中国・持続可能な発展を科学技術でサポートするフォーラム開催

“科技助力可持续发展”论坛探索数字化人才培养和绿色发展

本文:

2021年7月8日、中国ファーウェイ社と国際自然保護連合(IUCN)は、中国深圳市で「科学技術は持続可能な発展をサポートする」と題するフォーラムを共催した。本フォーラムでは、科学技術のサポートを通じ、持続可能な発展をより包容的・より環境に優しい世界を構築することが可能かについて焦点が当てられた。ファーウェイ、IUCN、世界経済フォーラム(WEF)、地球環境情報研究センター(CDP)、世界電子持続可能発展提唱機構、シンガポール国際問題研究所等の代表者がフォーラムに参加した。

デジタル経済の時代、デジタル人材はデジタル変革を推進し、経済成長を推進するための鍵となる。梁華・華為公司(ファーウェイ)董事長は、「デジタルスキルとリテラシーはデジタル経済発展の重要な基礎であり、国連が定めた新時代の基本的人権でもある。(ファーウェイは)「未来の種子2.0」計画を通じて、これからの5年間に1億5,000万米ドルを投資し、大学生や若者のデジタル化スキルの向上を支援する。新たな受益者数は300万人を超える見込みである。」と述べた。

省エネ・排出削減の促進以外に、オベルレ国際自然保護連合(IUCN)事務局長は、生物多様性の促進と危機に瀕している種の保護におけるデジタル技術の応用を強調し、「我々は、人と自然の調和のとれた共存を探し求める過程において、科学技術が重要な役割を果たすことを確信している。科学技術を正しく賢明に使用することは、我々のグローバルな課題への取り組みの助けとなる」と述べた。

2020年以降、IUCNとファーウェイは、デジタル技術を通じてより効率的な自然保護を目的とした「Tech4Natureプロジェクト」に協力している。

[DW編集局]