[本文]
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- 国・地域名:
- 米国
- 元記事の言語:
- 英語
- 公開機関:
- 商務省(DOC)
- 元記事公開日:
- 2021/07/14
- 抄訳記事公開日:
- 2021/09/01
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商務省がバイオ医薬品製造のイノベーションを推進するために1億5,300万ドルを助成
Secretary Raimondo Announces $153 Million to Promote Innovation in Biopharmaceutical Manufacturing
- 本文:
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2021年7月14日付けの米国商務省(DOC)による標記記事の概要は以下のとおりである。
DOC傘下の国立標準技術研究所(NIST)は、国立バイオ医薬品製造イノベーション研究所(NIIMBL)の2つのプログラムに対し、合計1億5,300万ドルを助成することを発表した。NIIMBLは、ワクチン、モノクローナル抗体、遺伝子治療など、生物由来の医療製品を生産する米国のバイオ医薬品産業のイノベーションを促進するために設立された官民パートナーシップであり、DOCが支援する「Manufacturing USA」の一研究機関でもある。
1つ目のプログラムは、NIIMBLに対するNISTスポンサーシップを更新するもので、5年間で7,000万ドルを提供し、連邦政府以外の機関に同額のマッチングを要求するものである。これにより、NIIMBLは、迅速なスケールアップが可能で、海外のサプライチェーンへの依存度が低い、柔軟で俊敏かつコスト効率の高い製造プロセスを開発することにより、国内のバイオ医薬品製造におけるイノベーションを継続的に推進することができる。
またNISTは、コロナウイルスの発生を予防、準備、対応するための研究開発を支援するために、「米国救済計画」から3年間で8,300万ドルをNIIMBLに提供する。これにより、NIIMBLは、この緊急対応を、継続するコロナコロナウイルスの脅威に対処するための持続的・継続的な取り組みに転換することが可能となり、COVID-19や将来出現する可能性のある他のコロナウイルス株に対するワクチンや治療薬を製造するための効率的で堅牢なプロセスを開発する。
2017年に発足したNIIMBLには、バイオ製薬会社やバイオテクノロジー企業、原材料サプライヤー、機器・製品メーカー、学術研究機関、州政府、グローバルヘルスへの取り組みや人材育成を目的とした非営利団体など、180以上のメンバーが集まっている。NIIMBLへの連邦政府の投資額1ドルに対し、メンバー組織からの資金提供額は1.80ドルとなっている。
[DW編集局+JSTワシントン事務所]