[本文]

国・地域名:
米国
元記事の言語:
英語
公開機関:
米国海洋大気局(NOAA)
元記事公開日:
2021/07/21
抄訳記事公開日:
2021/09/03

NOAAが気候科学とサービスの提供を強化するための新評議会を立ち上げ

New NOAA Climate Council to enhance delivery of climate science and services

本文:

2021年7月21日付けの米国海洋大気局(NOAA)による標記記事の概要は以下のとおりである。

本日、NOAAは気候評議会の新設を発表した。本評議会は、政府全体の気候危機対応アプローチを支援するためにNOAAの資源と専門知識を活用するものである。本評議会は、NOAAの幹部で構成され、NOAA長官に対して、NOAAの気候関連のミッション、資源、政策の優先事項について提言を行う。また、NOAAとパートナーの間の気候関連業務を調整するほか、NOAAが提供する重要な環境情報とサービスが、需要の増加に対応し、すべてのコミュニティに効果的かつ公平に提供されるようにする。

本評議会は、以下の優先事項に取り組む。
・NOAAの信頼と権威のある気候科学とサービスが、国の適応策、緩和策、回復策の基盤となるようにする。
・すべての地域社会、特に気候変動の影響を最も受けやすい地域社会に対して、NOAAの気候関連製品やサービスの公平な提供を推進する。
・DOC内でのNOAAの気候ポートフォリオを調整したり、他機関やパートナーとの連携により、互いの専門知識を活用したりすることで、気候対応型国家に向けた協力とイノベーションの価値を高める。

[DW編集局+JSTワシントン事務所]