[本文]

国・地域名:
ドイツ
元記事の言語:
ドイツ語
公開機関:
ドイツ連邦経済エネルギー省(BMWi)
元記事公開日:
2021/07/13
抄訳記事公開日:
2021/09/03

アルトマイヤーBMWi大臣が2030年の電力消費量の試算を発表

Altmaier legt erste Abschätzung des Stromverbrauchs 2030 vor

本文:

2021年7月13日付ドイツ連邦経済エネルギー省(BMWi)の標記報道発表の概要は以下のとおりである。
アルトマイヤーBMWi大臣は、本日2030年電力消費量の初めてとなる試算を発表した。電力消費量の詳細な再計算結果は、Prognos社がBMWiの委託を受けて、分析・検討し、2021年秋に発表予定である。
同大臣は、「2021年6月末に連邦議会と連邦参議院が議決した、新気候保護法と新しい野心的な気候目標について、今回の2030年の電力消費量の分析との整合性を図る必要がある。今回提示したのは最初の試算であり、長期的にエネルギー供給は、再生可能エネルギーから生成される電気と、その電気から生成される水素という2つのエネルギー源に基づくことが明らかである」と語った。
Prognos社がBMWIの委託により作成した2030年の電力消費量の最初の試算は、645~665テラワット時となっている。電力消費量の予測の平均値は、655テラワット時である。1,400万台の電気自動車、600万台のヒートポンプ、グリーン水素のための30テラワット時の電力を想定している。詳細な分析は2021年秋に発表予定。

[DW編集局]