[本文]
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- 国・地域名:
- 米国
- 元記事の言語:
- 英語
- 公開機関:
- 国務省(DOS)
- 元記事公開日:
- 2021/07/26
- 抄訳記事公開日:
- 2021/09/07
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米国の国際教育への新たなコミットメントを示す共同声明
- 本文:
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2020年7月26日付の国務省(DOS)による標記発表の概要は以下のとおり。
国務省(DOS)と教育省(ED)は、2021年度のEducationUSA Forumにおいて、米国における国際教育への新たなコミットメントを示す共同声明(Joint Statement of Principles in Support of International Education)を発表した。
最も差し迫った課題の多くは、その範囲と影響において、本質的にグローバルであり、国家と個人が協力して取り組むことによってのみ対処することができる。パンデミックや気候危機への対処、経済格差の是正と繁栄の構築、民主主義への脅威への対抗と平和の維持など、これらの世界的な課題を解決するには、国境を越えたパートナーシップと協力が必要である。そのためには、同盟国と協力を継続し、関係構築に投資し、世界規模で関与を拡大することが不可欠である。
学生、研究者、学者、教育者の活発な交流は、米国と他の国々との間のより広範な国際教育の取り組みとともに、現在および将来のリーダー間の関係を強化する。これらの関係は、共通の課題に取り組み、米国の繁栄を高め、世界の平和と安全に貢献するために必要である。
国際教育のさまざまな側面に関与する米国連邦政府機関として、我々は国際教育への新たな重点を支援するための活動を約束する。国際教育への取り組みの指針として、次の10の原則を提案する。
・外国の学生、研究者、学者による米国留学、米国民の海外留学、国際的な研究協力、米国のキャンパスと教室の国際化を含む、国際教育への国の協調的アプローチに参加する。
・米国の高等教育機関、学校、州および地方政府、非政府機関、経済界、その他の利害関係者と協力して、国際教育の主要な側面をサポートするという米国政府の取り組みを強調する。
•COVID-19パンデミックからの回復の一環として、米国をより良く復興させ、米国のグローバルなリーダーシップを維持し、国際教育の恩恵への公平なアクセスを促進するために、国際教育に重点を置く。
•外国の学生、研究者、学者、教育者を安全かつ確実な方法で米国に迎え入れ、参加者、分野、認可された学校や高等教育機関の種類の多様性を奨励して、勉強、教育、研究への貢献を選択できるようにする。
•米国の人口の多様性を反映する、米国の学生、研究者、学者、教育者に対して、海外での留学、インターンシップ、研究、その他の国際的な経験を追求するよう奨励する。
•外国の学生、研究者、学者、交換同窓生が、米国中の多くの分野やセクターで、研究、イノベーション、経済発展、雇用機会に貢献するという大きなメリットを認識する。
•米国の学生、研究者、学者、教育者を海外の仲間とつなぐために、対面での体験が不可能な場合には技術の使用することも含め、国際教育へのアクセスの拡大を促進する。
•プログラムの公正性を促進し、国家安全保障を保護しながら、国際的な教育と認可された実践的な経験を促進するために、ポリシー、手順、およびプロトコルを実装する。国家安全保障を維持し、法律を守りながら、政策ガイダンスを明確に伝達し、公正で、効率的で、透明な支援プロセスを実施する。
•既存の国際教育プログラムとリソースを活用して、アクセスを拡大し、米国の卓越性とリーダーシップを支える新しい機会を創出する。
・連邦政府から資金提供を受けて、保護されている知的財産や研究活動の公正性を維持し、外国からの不当な影響や違法な買収から守るために、連邦政府、民間セクター、教育機関の間の協力を強化する。
[DW編集局+JSTワシントン事務所]