[本文]

国・地域名:
英国
元記事の言語:
英語
公開機関:
ビジネス・エネルギー・産業戦略省(BEIS)
元記事公開日:
2021/07/22
抄訳記事公開日:
2021/09/10

世界トップクラスの人材を引き付け、それらの人々を研究開発の中心に置く新たな戦略

New strategy to attract world class talent and put people at the heart of R&D

本文:

2021年7月22日付ビジネス・エネルギー・産業戦略省(BEIS)の標記発表の概要は以下のとおり。

政府は、英国を研究者にとって世界で最高の目的地にする計画を打ち出し、英国および海外から最高に優秀な人材を継続的に引き付け、科学超大国としての地位を確固たるものにする。

このほど新規発表された「研究開発人材・文化戦略」は、個人、大学、企業、ファンディング機関が主導して、英国を研究・イノベーションにとって真に素晴らしい場とするべく、すでに進行中のあらゆる作業に基づくものである。

本戦略の一環として、政府は、最高の研究者、イノベータ、およびそのチームを維持、誘致、支援するための研究ファンディングを見直す。若者の関与の見直しも行われ、より多くの、より多様な若者が研究・イノベーションのキャリアを選択するように奨励する。

さらに、政府は次のような一連の新規取り組みを行っている。

・研究系大学院生向けの「ニューディール」を策定し、英国研究・イノベーション機構(UKRI)が主導して、今年後半に業界横断的な協議を開始する。
・学界・産業界・慈善組織間の移動移籍とコラボレーションを促進するために、柔軟な業界横断的研修プログラムを支援する。
・人材の支援・育成、いじめやハラスメントへの取り組み、多様な人やアイデアが生かされるシステムの促進など、学術コミュニティ内で適正な文化が確実に形成される方法を開発、試験、評価するための「優れた実践交流」を創出する。

この戦略では、特定の分野におけるスキル不足、キャリアアップの機会の制限、いじめや嫌がらせの問題など、研究者や機関が直面している課題を示している。これに対処すべく、本戦略では、政府が研究機関、企業、資金支援機関、慈善団体と協力して、業界の変革を推進する方法を示し、より多くの若者に研究への参加を促し、業界のキャリアパスを広げ、官僚主義が研究者に与える影響を今後も検討するなどの新しい取り組みを行っている。

「研究開発人材・文化戦略」の発表は、英国をイノベーションのグローバル・ハブにし、研究開発への企業投資を増やすことを目的として、このほど発表された「イノベーション戦略」の開始に沿ったものである。

[DW編集局]