[本文]

国・地域名:
米国
元記事の言語:
英語
公開機関:
科学技術政策局(OSTP)
元記事公開日:
2021/07/29
抄訳記事公開日:
2021/09/13

国家人工知能(AI)研究リソースタスクフォースが初の会合を開催

Readout of the First National Artificial Intelligence Research Resource Task Force Meeting

本文:

2021年7月29日付、大統領府科学技術政策局(OSTP)の標記報道発表の概要は以下のとおり。

12人の主要技術専門家が昨日集まり、国家人工知能(AI)研究リソースタスクフォースの作業を開始した。

政府、学界および民間部門の各組織から代表者が参加する本タスクフォースは、すべての米国人に対してAIの研究開発(R&D)を公平に利用可能とする「国家AI研究リソース(NAIRR)」の実施計画を策定する任務を負っている。

タスクフォースの共同議長は、OSTP国家AIイニシアチブ室長のリン・パーカー博士、および国立科学財団(NSF)のトランスレーション・イノベーション・パートナーシップ担当上級アドバイザーのアーヴィン・ジャンチャンダーニ博士である。

パーカー博士は、AI研究を促進するリソースへのアクセスを拡大する取り組みに知見を提供したタスクフォースメンバーの貢献に謝意を表した上で、タスクフォースに対する議会の指令について解説し、科学分野全体のAI研究者や学生に、先進コンピューティングフレームワーク、高品質のデータセット、教育ツールとユーザーサポートへのアクセスを提供するNAIRRの構想について語った。

ジャンチャンダーニ博士の司会により、NAIRRに想定され得る主要な特性と、タスクフォースが調査すべき技術的・政策的検討事項について議論が行われた。また、連邦政府資金によるAI研究開発向けの商用クラウド製品へのアクセスを強化するために、連邦政府が試験的に実施した様々な取り組みから得られた知見について解説した。

国立衛生研究所(NIH)の「発見・実験・持続可能性のための科学技術研究インフラ(STRIDES)」イニシアチブの代表者は、NIHが資金提供する研究者と商用クラウドリソースを結び付けるために開発されたモデルについて紹介した。タスクフォースメンバーは、NAIRRの検討・推進に役立てる上で、これらの実験が実証した官民パートナーシップの方法に関心を示した。

同メンバーは、自らの作業および議会により義務付けられた実施計画の構成要素のタイムラインについて議論した。また、主要な機能と検討事項に特化したワーキンググループ案や、幅広い視点と専門知識を取り入れるために外部から実質的な参画を得る方法について検討した。さらに、情報要求を通じて2021年9月1日までに市民から意見を集めることの重要性、および、NAIRRが、科学技術における公平性と包摂性を高める能力を含め、国家の研究、革新および教育のエコシステムにもたらす革新的な影響についても強調した。

[DW編集局+JSTワシントン事務所]