[本文]

国・地域名:
米国
元記事の言語:
英語
公開機関:
大統領府
元記事公開日:
2021/08/02
抄訳記事公開日:
2021/09/22

科学的公正性タスクフォースによる公聴活動

White House Scientific Integrity Task Force Concludes Month of Robust Public Engagement

本文:

2021年8月2日付け、大統領府による標記記事の概要は次のとおりである。

大統領府の科学的公正性タスクフォースは、7月のあいだ、ステークホルダーと広範囲に関わり、その専門知識と経験を補完した。特に、連邦政府機関の科学公正性の専門家との4回の円卓会議と、連邦政府の科学に関わる一般市民との3回の公聴セッションを主催し、一般からの意見を求める情報提供依頼(RFI)を発行した。

公聴セッションは、全米の何百人もの人々が、連邦政府の科学的公正性政策の有効性と連邦科学への信頼を向上させる上での役割についての見解を共有する機会となった。一方、一般市民のメンバーは、連邦政府プログラムの公平な提供における科学公平性の役割に関して、懸念を共有した。

4回の円卓会議には175人以上の参加者があり、科学コミュニケーションの課題とベストプラクティスに焦点が当てられた。参加者たちはまた、多様なバックグラウンドを持つ科学者や研究者の専門能力開発をサポートするための方針と実践について話し合った。最後に、人工知能(AI)や機械学習(ML)などの新しいテクノロジーや、コミュニティが関与する研究などの進化する科学的実践によってもたらされる新しい課題について検討した。

また、大統領府科学技術政策局(OSTP)によって発行されたRFIに200を超える個人および組織からのフィードバックを受け取った。過去数週間に収集された豊富な情報を基に、タスクフォースは科学的公正性を改善し、政府への信頼を回復するための推奨事項を要約したレポートを作成する。

[DW編集局+JSTワシントン事務所]