[本文]

国・地域名:
米国
元記事の言語:
英語
公開機関:
国立科学財団(NSF)
元記事公開日:
2021/08/03
抄訳記事公開日:
2021/09/24

NSFがSTEM参加拡大に取り組む5つのアライアンス設立を支援

NSF INCLUDES announces new Alliances focused on increasing equity and broadening participation in STEM

本文:

2021年8月3日付け国立科学財団(NSF)による標記記事の概要は次のとおりである。

NSFは科学・技術・工学・数学(STEM)の教育において、歴史的に過小評価されているグループの人たちの準備を強化し、参加率を高め、参画を確保するために、5つの新しいNSF INCLUDESアライアンスの設立に投資する。今回の5,000万ドルの投資は、全米規模でSTEMの多様性、包摂性、参加の課題に対処するための、NSF全体に亘る取り組みの一環である。

新しい下記の5つのアライアンスは、既存の8つのアライアンスとNSF INCLUDES全米ネットワーク(3,000以上のパートナーが参加)に加わり、官・民・学間のパートナーシップを通じて、全ての米国民にアクセスと機会を提供することで、STEMへの参加の拡大を目指す。新しいアライアンスは、官・民・学間のステークホルダー間の連携を構築し、参加拡大のためのベスト・プラクティスやその他の有用なデータを共有し、研究を通じてSTEM参加を拡大する知識基盤構築に貢献し、パートナー間のコミュニケーションとネットワークを支援するフレームワークを確立する。
・ アメリカ先住民コミュニティの食料、エネルギー、水システムに関わるキャリアパスの拡大(中核機関:カリフォルニア大学バークレー校)

・ 障害学生のSTEM分野における包摂性、ネットワーキング、就労機会の拡大 (中核機関:オーバーン大学)

・ コンピューティング分野への参加拡大のための集団的インパクト・アプローチ(中核機関:デューク大学)

・ 過小評価されているグループの学生の工学への参加促進パートナーシップ (中核機関:ノースイースタン大学)

・ 組織的志向性と経験的学習のための能力向上を通じたヒスパニック系学生のSTEM参加の加速 (中核機関:サンディエゴ州立大学)

[DW編集局+JSTワシントン事務所]