「科学技術冬季オリンピック指導グループ第１回会議」が6月30日北京で開催された。同会議は、北京冬季オリンピックと冬季パラリンピックの準備作業に関し、政府の指示を反映して作業を検討し、今後の段取りすることが目的であった。王志剛科学技術冬季オリンピック指導グループ組長・科学技術部部長、張建東北京市副市長・北京冬季オリンピック組織員会副委員長らが出席した。

王部長は、「オリンピックのグリーン運営、オリンピック運営の共同享受、オープンなオリンピック運営、廉潔なオリンピック運営」の理念を全面的に実行に移し、科学技術により冬季オリンピックをサポートする諸項目の任務を完成させなければならないと強調した。

また、王部長は「統一的な計画で、重点に焦点をあて、科学技術冬季オリンピックの諸項目の任務をいっそう加速して推進しなければならない。イノベーション駆動型、ニーズ指向、現場指向を堅持し、北京冬季オリンピックと冬季パラリンピックの重大なニーズに対応し、科学技術冬季オリンピックの戦略的計画と系統だった配置を強化し、科学技術成果の転換と応用のデモンストレーションを立派に行い、科学技術冬季オリンピックの成果が使い勝手がよく、上手に使用され、素晴らしく使用されるものとなるようにしなければならない。競技開催期間の要求を満たすだけでなく、関連産業の発展も率先して促進し、当面の大会の管理の堅持だけでなく、長期的利益にも資することを原則として遵守する必要がある。製品の研究開発と会場建設の面においては、ポストオリンピック時代の製品および施設の持続可能な利用を考慮しなければならない。感染症が常態化している状況下にて、感染症の予防と管理および科学技術冬季オリンピック業務を統括的に、立派に行わなければならない。科学技術イノベーションと科学普及の一体化された展開を強化し、科学技術という手段を通じて大衆に氷と雪のスポーツの楽しさを体験してもらい、氷と雪のスポーツに３億人が参加するという目標を実現させなければならない」と述べた。

[DW編集局]