[本文]

国・地域名:
英国
元記事の言語:
英語
公開機関:
英国研究・イノベーション機構
元記事公開日:
2021/08/20
抄訳記事公開日:
2021/10/07

Innovate UKのAIセクターへの支援により、雇用が創出され研究開発支出が増加した

Innovate UK support boosts jobs and R&D spend for AI sector

本文:

2021年8月20日付英国研究・イノベーション機構(UKRI)の標記発表の概要は以下のとおり。

急成長しつつあるAIセクターに対する InnovateUK の支援により、雇用数は1,100件以上増加し、3億2,300万ポンドの助成金とにマッチングする2億200万ポンドの民間投資が寄せられた。

Innovate UK の委託を受けて市場調査会社 のイプソス・モリ社(Ipsos MORI) がこのほど行った新しい調査では、次のような調査結果が明らかになった。

・Innovate UK は、2019年末までに、支援対象企業の研究開発支出を3億1,300万ポンド増加させて6億6,600万ポンドにした。
・ファンディングを受けた企業の約70%は、その後の開発のための追加ファンディングを確保した。
・主要な応募企業の約20%が追加の株式投資を確保し、Innovate UKからファンディングを受けた後、合計で7億5,000万ポンド以上を調達した。
・注目すべき取引には、Healthy.io、Rigetti、SoftIron、Tessian、Yoyoによる4000万ポンド以上の資金調達ラウンドが含まれている。
・Innovate UK が提供する支援は大きな貢献を果たし、企業が調達した株式投資は5.3%から16.4%に増加した。
・Innovate UK は、この評価の範囲内で757のプロジェクトに3億2,300万ポンドの助成金を提供した。
・助成金により、約2億200万ポンドの民間によるマッチング投資があった。
・創出された雇用は合計1,132人で、そのうち400人が研究開発の雇用であった。

[DW編集局]