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- 国・地域名:
- 米国
- 元記事の言語:
- 英語
- 公開機関:
- 大統領府科学技術政策局(OSTP)
- 元記事公開日:
- 2021/08/24
- 抄訳記事公開日:
- 2021/10/15
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「科学技術における公平性の向上」第2回ラウンドテーブルの概要
- 本文:
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2021年8月24日付の大統領府科学技術政策局(OSTP)による標記発表の概要は以下のとおり。
8月20日にOSTPは、「科学技術における公平性の向上」第2回ラウンドテーブルを開催した。
「無駄にする時間はない:21世紀の科学、技術、工学、医学、数学(STEMM)組織における多様性、公平性、包括性、反人種差別に関する全米科学・工学・医学アカデミー(NASEM)サミットから学んだ教訓」と題されたセッションでは、科学技術の教室、研究室、職場、研究センターへの完全かつ包括的な参加を阻む長年の構造的障壁を克服するための、証拠に基づく行動指向のアプローチが検討された。これらの障壁は、STEMMエコシステム全体に悪影響を及ぼし、創造性、革新、成長を阻害し、これらの分野で歴史的に過小評価されてきたグループの個人のキャリアパスを妨げるものである。
参加者は、一部のマイノリティ教育機関や2年制大学の募集・維持プログラムが、他の教育機関の学生の成功指標、特に過小に評価されているグループの学生の指標を常に上回っている理由について議論した。参加者は、これらの成功は、いくつかの重要な戦略の実施によるものであると指摘した。それらは、1) 差別が認識され、多様性が重要な資源であると評価され、包摂性と卓越性が表裏一体の目的であると理解されるような組織的環境の育成、2) 様々な成功モデルを特定し、測定し、報酬を与える革新的な組織的リーダーシップ、3) 学生の積極的かつ持続的な募集と指導、4) 連邦政府から資金提供を受けているプログラムの定期的な公平性評価を含む、組織的なデータ収集・分析・説明責任の必要性、である。また、参加者は、ベスト・プラクティスを認識し、それに報い、適切に拡大するための戦略を提言した。
このラウンドテーブルは全5回のシリーズである。STEMMの公平性に関連するテーマについて、研究者、思想家、支援者との率直で堅実な対話を促進し、OSTPが米国のSTEMMのエコシステムを、卓越し、公平で、包摂的なものとするために役立つ貴重なフィードバックを収集することを目的としている。
[DW編集局+JSTワシントン事務所]