[本文]

国・地域名:
英国
元記事の言語:
英語
公開機関:
英国研究・イノベーション機構
元記事公開日:
2021/09/06
抄訳記事公開日:
2021/10/19

「未来の飛行チャレンジ」第3段階コンペティション(6,500万ポンド)の開始

£65 million future flight challenge phase 3 competition launches

本文:

2021年9月6日付英国研究・イノベーション機構(UKRI)の標記発表の概要は以下のとおり。

Innovate UK はこのほど、新しい航空システムの野心的な実世界実証試験の実現に焦点を当てたファンディング・コンペティションを開始する。

コンペティションは2つの分野に分かれている。1つは電動自律型航空機の実証試験であり、もう1つはその展開を支援するシステムの開発である。2020年の第2段階コンペティションの成功に基づいて、今回のコンペティションは主にこれらの新型航空機とシステムの実証試験の側面に焦点を当てる。応募は2021年11月3日締切となる。

● 応募要件

・対象となる総費用が50万ポンドから1,500万ポンドの間であること
・2022年4月1日に開始すること
・2024年3月31日までに終了すること
・期間は12〜24ヶ月であること
・英国でプロジェクト作業を実施すること
・英国発または英国内の成果の活用を図ること

プロジェクトの主導機関は次を満たす必要がある。
・あらゆる規模の英国登録企業であること
・英国登録の中小企業少なくとも1社が関与すること
・英国の他の登録企業、学術機関、慈善団体、非営利団体、公共部門の組織、研究技術組織(RTO)と協力すること

● 現在の進展状況

今回の発表は、「未来の飛行チャレンジ」により、10年以内に英国の都市内・都市間で、ゼロエミッションの空の旅が当たり前となる方法についてのビジョンとロードマップが発表されてから、1か月も経たないうちに行われている。

また、航空会社 のAmpaire 社が「未来の飛行チャレンジ」による240万ポンドの支援を受けて、コーンウォールでハイブリッド航空機試験を開始してから2週間も経っていない。

[DW編集局]