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- 国・地域名:
- 米国
- 元記事の言語:
- 英語
- 公開機関:
- 国立科学財団(NSF)
- 元記事公開日:
- 2021/09/14
- 抄訳記事公開日:
- 2021/11/12
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NSFスペクトル・イノベーションセンターの立ち上げ
NSF announces the launch of SpectrumX, an NSF Spectrum Innovation Center
- 本文:
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2021年9月14日付けの米国国立科学財団(NSF)による標記発表は以下のとおり。
ワイヤレス通信の世界的成長は、測り知れない社会的利益をもたらし、電波スペクトル利用の爆発的増加と、より高い周波数への拡大をもたらした。ただし、利用可能な電波周波数の範囲は有限であり、利用者やアプリケーションの数が増えると、スペクトルは混雑することになる。ユビキタス接続は、地球観測、天文学、地理空間および大気科学などのスペクトルの科学的利用、および公共の安全などの他の重要なサービスと調和して機能する必要がある。干渉や電波スペクトルの不足という課題を克服するためには、イノベーションが必要となり、それは、相互に関連する技術的および政策的課題でもある。
NSFは、5年間で2,500万ドルを投資して、NSFスペクトル・イノベーションセンター(SpectrumX)を立ち上げ、電波スペクトルの利用に対する需要の高まりに対応すると発表した。これは、スペクトル管理の変革に焦点を当てた国立センターへの連邦政府による初の投資となる。SpectrumXは、ノートルダム大学が率いる29の機関の連合体である。
セスラマン・パンチャナサンNSF長官は、「SpectrumXは、イノベーションを促進し、国家にとって重要な電波スペクトルの課題を解決するための人材開発を支援するものである」と述べ、この取り組みを支援するために、3つの機関すべてのコアの強みと使命を活用できるようにするという連邦通信委員会(FCC)および国家電気通信情報局(NTIA)によるNSFとの協定を称賛した。
SpectrumXは、電波スペクトルを共有および管理するための新たな方法を開発し、研究者、業界、政府機関などの間のコラボレーション用ハブとして機能し、また、将来の成長に必要な多様な労働力を育成する。SpectrumXの全体的な目標は、社会にとっての電波スペクトルの利点を最大化することである。SpectrumXへの投資は、スペクトル・イノベーション・イニシアチブの一環であり、すべての利用者のためにイノベーションとセキュリティを確保しながら、動的で機敏なスペクトル利用を促進するためのNSF、NTIA、およびFCC間のコラボレーションである。
協定は、本センターを含むスペクトル・イノベーション・イニシアティブ・プログラムに対象分野の専門知識を提供する。NTIAとFCCのパートナーシップにより、このイニシアチブは、動的で機敏なスペクトルを促進し、NSFの投資を米国のスペクトル規制および政策の目的、原則、戦略に合わせるのに役立つように設計されている。
[DW編集局+JSTワシントン事務所]