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- 国・地域名:
- 中国
- 元記事の言語:
- 中国語
- 公開機関:
- 科学技術部(MOST)
- 元記事公開日:
- 2021/09/26
- 抄訳記事公開日:
- 2021/11/26
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中国・「次世代の人工知能(AI)倫理規範」を公布
- 本文:
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9月25日、中国国家次世代人工知能ガバナンス専門委員会は、倫理、道徳をAIの全ライフサイクルに統合させ、AI関連活動に従事する自然、人、法人およびその他の関連機関等のために倫理的ガイドラインを提供することを目的として、「次世代の人工知能(AI)倫理規範」(以下「倫理規範」)を公布した。
「倫理規範」は、特定テーマの調査研究、集中的起草、意見募集等の段階を経て、一般原則、特定活動の倫理規範および組織・実施等の内容を含んでおり、一般原則を含む、社会すべての部門のプライバシー、偏見、差別、公平等の現在の倫理的関心事に十分な考慮を示している。
「倫理規範」は、人類の福祉の増進、公平・公正の促進、プライバシーと安全の保護、可制御性と信頼性の確保、責任の強化、倫理的リテラシーの向上等の6項目の基本的な倫理的要求を提出している。同時に、AIの管理、研究開発、供給、使用等の特定活動の18項目の具体的な倫理的要求を提唱している。
「倫理規範」は、「次世代の人工知能(AI)発展計画」の徹底した実施、「次世代の人工知能(AI)ガバナンス原則」の詳細な実施、社会全体のAIについての倫理的意識と行動意識の強化、責任あるAIの研究・開発と応用活動の積極的主導、AIの健全な発展の推進を目的として定められている。 [DW編集局]