[本文]

国・地域名:
英国
元記事の言語:
英語
公開機関:
国防科学技術研究所(Dstl)
元記事公開日:
2021/10/18
抄訳記事公開日:
2021/12/06

米・英の研究所が自律性と人工知能(AI)で協力

US and UK research labs collaborate on autonomy and AI

本文:

2021年10月18日付国防科学技術研究所(DSTL)の標記発表の概要は以下のとおり。

米空軍研究所(AFRL)は、英国の DSTL と協力して、米英がそれぞれの国の軍隊を支援するために、最先端の機械学習アルゴリズムを共同で開発、選択、仕上、実装する能力を初めて実証した。

この研究は、隣接する米・英の協力旅団に、持続的な広範囲にわたる現況認識を提供して、支援することを目的としている。これは、意思決定の改善、作戦遂行速度の向上、人命リスクの軽減、人員の負担の軽減を目的としている。

実証試験では、両国間で一体化された人工知能(AI)技術に焦点を当て、共通の開発・実装プラットフォームを通じて、データとアルゴリズムを共有して、AI機能の迅速な選択、テスト、実装を可能にする能力を紹介した。

上記イベントは、2020年12月に締結された自律性とAIのコラボレーションに関する「英・米パートナーシップ協定」によって可能になった。これは、「自律性・人工知能コラボレーション(AAIC)パートナーシップ協定」の共同・国際署名者が主催する一連の巡回行事の最初のものである。

4年間のパートナーシップ協定には、英・米によるAI技術・機能の共同開発と共有を加速する目的が含まれている。これは、テストによる検証・妥当性確認の基礎研究から、AIアルゴリズムの研究開発、両国の共同の全ドメイン指揮統制機能を推進する共同実験にまで及ぶ。

[DW編集局]