医療高等研究計画局(ARPA-H)構想に関する公聴会の報告
2021年9月30日付け、大統領府科学技術政策局(OSTP)による標記記事の概要は次のとおりである。
OSTPと国立衛生研究所(NIH)は現在提案されている医療高等研究計画局(Advanced Research Projects Agency for Health: ARPA-H)について、コミュニティから広く意見を聞くため、合計15回の公聴会を開催した。本日発表された新しいレポートには、それらの意見の内容がまとめられている。
ARPA-HはNIHの中の新しい組織として提案されており、今までの研究や商業活動では容易になしえなかった医療ブレークスルーを促進することで、全ての米国民の健康に寄与するものである。分子レベルから社会レベルまで、様々な疾患や状況において、破壊的な進歩を加速させる可能性のある、大胆でハイリスク・ハイリターンなソリューションを活用する。公聴会の目的は患者支援団体、非営利団体、慈善団体、専門家団体、学会、学術研究コミュニティ、産業界等の視点から、生物医科学および健康研究のブレークスルーを加速させるための、機会と障壁を理解することにあった。
報告書には、全米からの250近い団体を含む、5,100以上のステークホルダーからのフィードバックや提案の概要が記載されている。2つの分野に焦点をあてた主な点は次のとおり。
科学的ポートフォリオ:
プロセス:
[DW編集局+JSTワシントン事務所]