[本文]

国・地域名:
米国
元記事の言語:
英語
公開機関:
国防総省(DOD)
元記事公開日:
2021/10/05
抄訳記事公開日:
2021/12/13

国防総省が極超音速の応用研究に3年間で2,550万ドルを提供

Defense Department Awards $25.5 Million Over Three Years for Applied Hypersonics Research

本文:

2021年10月5日付けの国防総省(DOD)による標記記事の概要は以下のとおりである。

DODは、応用極超音速研究大学コンソーシアム(UCAH)を通じて、18件の研究プロジェクトに3年間で総額約2,550万ドルを提供すると発表した。本コンソーシアムは、極超音速技術の開発推進を担当するDOD研究工学担当次官室の統合極超音速展開オフィス(JHTO)が創設し、その監督下で運営されている。

これらのプロジェクトの目的は、極超音速の応用研究を進め、極超音速に特化した科学技術者や産業界の人材を育成することである。他方で、UCAH全体の目的は、研究プロジェクトの実施だけではなく、むしろ極超音速研究のエコシステムの構築である。

資金を受ける研究チームには、米国19州の29大学、15の産業パートナー、3つの国立研究所、4つの海外パートナー大学からの参加者が含まれる。大学のうち、14校が少数民族支援機関(MSI)である。JHTOは、大学コンソーシアムを通じて、今後数年間で更なる研究や試作の契約を結ぶ予定である。

[DW編集局+JSTワシントン事務所]