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- 国・地域名:
- ドイツ
- 元記事の言語:
- ドイツ語
- 公開機関:
- ドイツ連邦教育研究省(BMBF)
- 元記事公開日:
- 2021/09/23
- 抄訳記事公開日:
- 2021/12/22
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コロナ後遺症に関する研究に650万ユーロを拠出
- 本文:
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2021年9月23日付ドイツ連邦教育研究省(BMBF)による標記報道発表の概要は以下のとおりである。
2021年5月に「コロナ後遺症(Long-COVID)に関する研究プロジェクトの助成ガイドライン」が発表された。詳細なレビューの後、10のプロジェクトが助成され、様々な研究アプローチがなされている。カルリチェクBMBF大臣は、ベルリンで疫学者であるホルガー・シューネマン(Holger Schünemann)氏と共にプロジェクトを発表した。
助成ガイドラインは、患者、データ、サンプルを入手できる主に学際的な研究ネットワークを対象としている。特に重要なのは、外来診療、リハビリ、ケアに関する研究プロジェクト、およびコロナ後遺症に特化した外来診療所とプライマリーケア医との連携である。現在予定されているプロジェクトは、通常2年間まで助成される。
パンデミックが終息したわけではない。カルリチェク大臣は「多くのコロナ患者は病気の経過の重症度に関係なく、まだ数週間から数か月に亘って、病状に苦しんでいる。これらの人々に対し可能な限り最適なケアを提供することは、医師にとっても、場合によっては、科学にとっても課題として残っている」と述べた。
長期にわたるコロナに関する10の研究プロジェクト:人々を最善の方法で助けるには十分に根拠のある知識を得ることが、さまざまな角度からコロナ後遺症のテーマを調べている10の研究プロジェクトの目標である。プロジェクトでは薬物療法、作業療法、または個人に合わせた運動プログラムなど、有望な治療アプローチがすでにテストされている。他のプロジェクトでは、特定の患者グループの特定のケアニーズを満たすことを目標にしたものもある。長期的な影響を受けるのは、感染者の10%:SARS-CoV-2に感染した人の約10%が数週間から数か月に及ぶ長期的な症状(Long-COVID)を経験すると推定されていることから、カルリチェク大臣は、次のように述べた「プロジェクトの終了後にさらに研究を行なう必要がある場合には、BMBFはそれを念頭に置いておく」。
[DW編集局]