[本文]

国・地域名:
フランス
元記事の言語:
フランス語
公開機関:
国立研究機構(ANR)
元記事公開日:
2021/10/18
抄訳記事公開日:
2022/01/06

水素:ANR MESSIAH 産業講座「水素の輸送に適用される構造物の実装と監視のためのミニテスト」の創設

Hydrogène : Création de la Chaire industrielle ANR MESSIAH - "Mini-Eprouvettes pour le Suivi en ServIce des structures avec Application au transport d’Hydrogène

本文:

2021年10月18日付国立研究機構(ANR)の標記発表の概要は以下のとおり。

フランスの大統領が発表した、水素にスポットライトを当てた「フランス2030」投資計画に沿って、多くの連携研究をおこなっていることででフランスを代表する工学系グランゼコール、パリ国立高等鉱業学校(Mines Paris PSL) と ANRは、産業講座 MESSIAH (水素輸送に適用される構造物の実装と監視のためのミニテスト)の立ち上げを発表した。 本講座の仕事は、水素による機械的特性の低下に関連した新たな課題を考慮に入れて、実装した設備の経年劣化のモニタリングや、材料および構造の特性評価を行うことを目的としている。

目標は、水素の輸送用のにアプリケーション付きのミニテスト標本を用いた試験の実施と解釈に関するガイドライン(同業者に採用され、プレスタンダードになることを狙う)を提案することである。

官民協力の結果、Mines Paris 材料センターが先導する MESSIAH講座には、4年間で160万ユーロの予算が充てられている。ANRが共同出資し、Mannesmann Precision Tubes France SAS 社、EDF R&D 社、GRTgaz 社、Air Liquide 社、Transvalor 社の主要産業パートナー5社が関与している。

[DW編集局+JSTパリ事務所]