[本文]

国・地域名:
フランス
元記事の言語:
フランス語
公開機関:
高等教育・研究・イノベーション省(MESRI)
元記事公開日:
2021/10/18
抄訳記事公開日:
2022/01/11

将来への投資:「デジタル医療」加速戦略の開始

Investissements d'avenir : lancement de la stratégie d'accélération "Santé numérique"

本文:

2021年10月18日付高等教育・研究・イノベーション省(MESRI)の標記発表の概要は以下のとおり。

経済セクターのデジタル化は必然的に続いている。新しいデータ取得技術の出現、新しい測定ツール、利用可能なデータの増加、それらの交換と評価はすべて、医療セクター変革の要素でもある。

このデジタル化は、市民、患者、医療システムの利益のために、5P医療(カスタマイズ、予防、予測、参加型、証拠に基づく)を後押しするユニークな機会である。例えば、モノのインターネット、サービス・プラットフォーム、人工知能(AI)、デジタル医療機器、デジタルツイン、シミュレーション・テスト、ロボット技術を活用することができる。

6月29日に開催された医療産業戦略会議(CSIS)で大統領が発表した75億ユーロを超える「医療イノベーション 2030」計画では、フランスを欧州の医療分野で最初の革新的な国の1つにすることを目標としている。「デジタル医療(SASN)」加速戦略」には、上記5P医療のデジタルツールの開発、検証、テスト向けに、特に将来への投資プログラム(PIA)から6億5,000万ユーロが充てられる。

「デジタル医療」加速戦略は、フランスをデジタル医療のリーダーにするために必要な5つの軸を中心に構成されており、教育によるスキルの習得から、具体的なソリューションの大規模展開まで、デジタル医療プロジェクトのライフラインに従うものとなっている。

本戦略の各軸を構成する施策は、研究支援、イノベーション促進、起業家ネットワークの構築に必要な手段の実装を目的としている。

本戦略の目標は次のとおりである。

・デジタル医療産業セクターのすべての当事者に対する教育という、前例のない取り組みに、8,100万ユーロを投入する。
・PEPR(優先研究プログラム)の枠組みで6,000万ユーロを投資する。
・デジタルまたは人工知能ベースの医療機器の医療的・経済的利益評価のためのプロジェクト公募に年間2,000万ユーロを充てる。
・6,300万ユーロの予算で、2025年までに30箇所のサードパーティ実験場所を創設する。
・フランスの画像処理業界の卓越性を支援するために9,500万ユーロを投資する。
・医療における新たなデジタル活用を対象としたイノベーション支援に5,000万ユーロの増強を図る。

[DW編集局+JSTパリ事務所]